泉の広場の赤い女|女は実在した!?2chに寄せられた目撃談から正体を検証

泉の広場の赤い女

泉の広場の「赤い女」とは?

泉の広場とは、かつて大阪駅南東の地下に広がる地下街「ホワイティうめだ」内にあった広場です。地下にも関わらず噴水が設置されており、その広場に入った途端ヒヤッとした涼しさを感じる場所でした。 また、ホワイティうめだ自体がRPGゲームのダンジョンのように複雑な構造をしていて、その難解さは2019年3月に脱出ゲームが開催された程です。その迷宮の中で泉の広場は唯一のセーブポイントとして親しまれていました。普段は待ち合わせスポットとして利用され、たくさんの人が行き交っておりとても賑やかな場所でした。

しかし、泉の広場には怖い都市伝説が存在します。「赤い女」に関する話です。
かつてこの場所では多数の人による真っ赤な服を着た「赤い女」の目撃情報がありました。女がとても異様な見た目と雰囲気であったことから霊ではないかと噂されましたが、果たして真相はどうだったのでしょう。

2chに投稿された赤い女の目撃情報

赤い服の女を見たとされる人の最初の投稿があったのは、2002年6月21日でした。

208:あなたのうしろに名無しさんが・・・
三年近く前、泉の広場のところで、ヘンな女がうろついていた。通勤の帰りによく見かけた。
三十前後で、赤い色のデザイン古そなドレスっぽい服着てて、小柄で、顔色悪く目がうつろ。髪は背中近くまであって、伸ばしっぱなしに見えた。目立つ服の色となんか独特の雰囲気があって目がいってしまう。でも怖い(キ印っぽい)感じして、何気なく観察はしても目はあわせんようにしてた。
女はいつも広場の中をうろうろしてた。地下出口出たとこの何本か外れた飲み屋筋に立ちんぼのねーちゃんの多い場所があって、そこのねーちゃんかな?と思ってた。


ある日の仕事帰り、広場内の薬局の店頭でコスメの安売り見てた。私は買い物するの時間かけるほうで、そん時も多分一時間近く店にいたと思う。その夜も女は広場をうろついていて、いつものことなんで特に気にとめてなかった。
でも、店から出た時、視線感じて顔上げると、広場の真ん中の噴水を隔てて、女がこっち見てた。なんかヘンな感じがした。私は目が悪くて、眼鏡かけてても少し離れた場所だと相手の顔とかよく見えないのに、女は妙にくっきり見えたんよ。3Dみたく。



目があった途端、気持ち悪くなった。何か本能的に怖くて、びしぃ!とチキン肌立って。(うわ、ヤバい)(でも何が?)自分でも思考回路謎のまま、それでも反射的に店内に戻ろうとしたけど、金縛りかかったみたいに身体が動かん。助け求めようとして声すら出ないことに気付いた。
いつもふらふら歩いてるはずの女が、すっと素早く近寄ってくる。明らかに普通じゃない様子で、髪振り乱してドレスの裾ゆらしてこっち来るのに、誰も気付いてくれない。もの凄い顔で笑ってて、その表情の怖さにふーっと気が遠くなった。だって、目のあるとこ、全部黒目にかわってるんやで。



怖い、もうあかんって思ったときに、いきなり誰かが後ろからぎゅっと腕を掴んできた。驚いて顔上げる(ここで身体の自由が戻った)と、男の人で、話しかけようとしたら「静かにして」って小声で注意された。
呆然として顔見上げてると、男の人はますます手をぎゅーっと握ってきて、怖い顔で前を見てる。吊られて視線戻したら、女がすぐそばに立ってて、男の人を呪い殺しそうな目つきで睨んでた。すごい陰惨な顔してて、怖くて横で震えてたけど、女はもううちのことは眼中にない感じで、

「…………殺す……」
って、つぶやいて、男の人の横をぶつかるみたいに通りすぎて店内に入ってった。



男の人はその後、私をぐいぐい引いて、駅構内までくると、やっと手を離してくれた。駅が賑やかで、さっきあったことが信じられんで呆然としてると、「大丈夫か?」って声かけてきたんで、頷いたけど、本当はかなりパニクってたと思う。相手の名前聞いたりとか、助けてもらった?のにお礼言うとか、まともにできなかった。
男の人は改札まで見送ってくれた。別れ際に、「もうあそこ通ったらあかん」とか言われて、

「でも仕事あるし」
「命惜しかったらやめとけ」
答えようがなくて黙ってると、
「今日は運よかったんや。あんたの守護さんが俺を呼んであんたを守ってくれたんやで」
「………………」
「たまたまやねん。わかるか?あんたが助かったの、たまたま守護さんがわかるもんが、たまたまそばにおった、それだけやで。あいつにとり殺されたくなかったら、もう通らんとき」

(守護さんって何やのん。守護霊のことか?)霊なんて見たことなかったから、自分の体験したのが何なのかわからなかった。(正直、今もわからない)女はどう見ても生身の人間に見えた。それで返答に困ってると、その人は私に何度も一人で通るなよと繰り返して、行ってしまった。



未だにアレが何だったのかわからない。
私は二ヶ月後、そこの仕事場辞めたけど、その間夜は泉の広場は一度も通らなかった。男の人も、女も共に謎。男の人の名前、聞いて置けばよかった。助けてくれたんなら(今も半信半疑だけど)お礼言いたかった。反面、かつがれたんかな?と思わなくもない。(でも目的は何さ?)すっきりしない。



始め、この体験談大阪の心霊スポットスレにカキコしようかと思ったけど、霊体験かわからないんで(だってあんなリアル幽霊ってありか?どう見ても人間に見えた)、こっちにしました。かつがれたならそれはそれで不可解な話(藁 ということで。
少しだけ後日談があるけど、これもすっきりしない話なんで、はしょります。長くなって、スマヌ。



■後日談
215:208後日談
そんなたいした後日談じゃないんですが…。怖い目にあった次の日、性凝りもなく泉の広場を通ろうとしたのな。霊体験の少ない悲しさ(ワラ
で、なんか日が変われば白昼夢(夜だったけど)見たみたいな感じで、恐怖感が薄れたんさ。実際昼間通った時は、何ともなかった。
で、帰り道。さすがに暗くなってると、あの男の人の(とり殺される)って言葉が浮かんで怖かった。ただ、梅田界隈って賑やかやから、警戒心は薄れてた。自分の中に、女が人間かどうか確かめたい気持ちもあった。



でも、甘かった。
泉の広場に続く階段を途中まで降りると、赤服の女がしっかり居たのな。下から三段目ぐらいの、階段右の隅っこのほうに、背中こっちに向けて座ってた。(もしかしてこれは待ち伏せ?)反射的にそう思った。私は広場をうろつく姿は見てたけど、女が階段に座ってるのを見たことはなかった。妄想かも、と思ったけどぞっとした。
逃げたほうがいいと思った時、女がゆらぁと立ち上がった。まるで、操り人形の糸を引いたみたいな不自然な立ち方で、何故かその瞬間、(あっ、こっち向く!!)って判って、慌てて階段駆け上がって後も見ず逃げた。その時は体動いたんで、神様ありがとうと結構マジに思った。



それからは、全然泉の広場付近には行ってない。チキンな私にはもう確かめる根性はなかった。
ただ、仕事辞める少し前、あの道を通る同僚の子三人に、(怖い体験は伏せて)広場に赤い服着た女の人いるよねって、聞いてみたら、二人は、そんなん見たことないと言って、一人は、あー、あの不気味な人ねと返してくれた。見たことあると言った子は、とにかく怖い感じなんで視界に入らないようにしてると言ってた。彼女も幽霊とは思ってないみたいだった。
今でもたまに、あのひとまだあそこにいるのかなって思う。
…しょぼい後日談でごめんね。でもいまだに確かめる勇気なし。

 

引用元:https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1113926627/

投稿主の話の内容から察するに、赤い女はかなり不気味な雰囲気のある人間のようです。
しかし、明らかに異様な様子で投稿主の方へ歩いて来ているのに周囲の人が誰も気づかない点や、投稿主を助けてくれた男性の「あいつにとり殺されたくなかったら」という発言から幽霊である可能性も否定出来ないでしょう。

赤い女に関する他の目撃談

208氏による投稿の後、「自分も見た」という目撃談が続々と寄せられます。一部を抜粋して時系列でご紹介します。

2002年6月21日
あの、それ心当たりある。俺、泉の広場に近いところにあるニューハーフの店によく行くんだけど、そこの常連さんの女からそれと同じような話聞いたことあるし、俺もその男の方は見たことあるかも知れない。
泉の広場って近くに堂山(ニューハーフと女装の店が多い場所)があるから、女装してるおかしなのがいたりするけど、その女から聞いたのは、こんな話だった。

泉の広場で人を待ってると、明らかにおかしな女がいる。服装までは聞いてないけど、すぐにキティと分かるような感じだそうだ。
で、その化物っぽい女がうろうろしてて、目を合わせてしまったらしい。そうしたら、なんだか雰囲気が普通じゃない男が現れてその女の手をつかんで引っ張っていった。見た常連さんは力が抜けてしまったって。その男なんだけど「見るなよ」って言ったそうだ。
俺のはただ変な人を見ただけかも知れないけど、普通の格好した中年の男が「またおるやんけ」って広場の中央のモニュメントみたいなの見てつぶやいてた。


2002年11月1日
うわ、その女性見たことあるよ。特に特徴のない場所(空間?)をしきりに陣取ろうとしてて、みんなあまりの異様さに(ビビリを極力出さないように)避けてた。ぼーっとしてる大学生風のが、幅寄せにも関わらずその場を動かないので奇声発せられて威嚇されてたように思う。
あそこ電話なかったですか?(2年前以上の情報ですが)明らかに繋がってない受話器を取って一人言みたいなのブツブツ言ってて恐かったです。


2005年4月17日
ある夏の日、高校生だった俺はコンビニで立ち読みをしてた。
んで、ふとガラスの壁に本読みながら目をやると、真夏なのに、真っ赤なコート着てる女が立ってたんです。それで、雑誌読みながらも、ちらちら女の方見てたんです。<そしたら気のせいか、段々こっちに近づいてきてるんですよね。

そして、5分くらい?経って、『もう、どっか行っただろ』って思って見てみたんですよ。 そしたら…いるんですよ。しかも、ガラスに当たるか当たらないかの真近に。
でも、それよりびっくりしたのが女の目。さっきまで可愛いと感じてた顔は全く変化なかったんですが。目だけがまるでクレヨンで塗り潰したように真っ黒。顔は笑うでもなく怒るでもなく無表情。真っ黒な目だけが、ずっとこっちを見つめてるんです。
あまりにびっくりし過ぎて10秒くらい見つめあったまま硬直してしまいました。

読んでいた雑誌を落としてしまい、落ちた音で我に帰り、雑誌を拾おうと下に目をやると… 怪談の漫画みたいなのが落ちてたんです。 しかも、気付いてしまった。 その漫画の表紙のサブタイトルには、『大阪泉の広場に出る赤い女』って。僕がいるコンビニは泉の広場から怪談をあがってすぐのコンビニ。もう、一心不乱でヘップの方まで走って逃げました。


2005年4月18日
俺は三重在住ですがよく学校終わった後大阪行きます。ヘップ行ったり、ロフト行ったりしてブラブラします。あと映画を見る。その後泉の広場に行って、そこで大阪の高校に行った友達と会います。 俺は8時過ぎに泉の広場に着くけど、いつも友達は8時半に来ます。先月は、その30分の間にドコモショップに入って暇つぶしをしました。

そしたら店に真っ赤なロングコート着た女の人が来ました。「派手やなぁ」としか思ってなかったけど、いつのまにか俺と肩とか腕が当たるくらいに近寄ってきていたので、次第に不快な気分になってきました。 俺はドコモのカタログを見ていたので、その女が横からカタログを盗み見(?)しているのだろうと思って、女のほうを睨んでやろうとしました。
そしたら・・・その女はカタログを見ていたんじゃなくて俺の顔をじーっと見ていたんだった・・・もっと驚いたのがその女の顔で、パッと見は普通の顔なんだけど、目だけが真っ黒。白目がない。 その顔で無表情でこっちを見続けてるから怖くなって逃げた。

 

以上、引用元:https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1113926627/



2005年5月26日
就活帰りに泉の広場通ったんだけど、そこで同じく就活らしき男の子二人が赤福について話してるのを聞いて、ぐぐってこのスレ発見。有名な話だったんだね。
男の子の一人が「援助交際だか売りだか知らないけど、あの人客待ちばかりしてるよね」みたいなことを友達に話してたんだけど、その友達はその「あの人」がわからないらしくて、「どの人?どの人?」としきりに聞いてた。
私はその二人の斜め前くらいを歩いて、彼らが視界に入ってたので、その一人が指差してる方向に目を向けてみたけど、そこには誰もいなかった。「あの赤い人だよ」ってすんごい説明してるんだけど、誰もいないの。 二人の話題もすぐに変わったけど、私は気になって気になってしかたなかった。
で、帰ってぐぐってみたらこんなスレが見つかってビックリしてるとこ。もう通りたくないな・・・


2006年4月28日
俺この女見たことあるぞ!今マジでビビッてる。
ホストやってて面接の子から電話あったら泉の広場で待ち合わせすんねんけど、一服してから行こうと思って階段に座ってタバコ吸ってたら変な女(昔っぽい服装の絶対キャッチしないような女)赤のワンピ?やったか忘れたけど泉の周りうろうろしてて、
その時は別に誰か待ってんのか?ぐらいでそのまま戻ったけど、仕事が終わってミーティングして朝の9時ぐらいかな?先輩と広場通って帰ろうとしたらまだその女おったから、あの女なにしてんねん?て思って夜から居ることを先輩に話したら、「ちょっと痛い子ちゃうん?キャッチしてこいや笑」って冗談半分で言われて、「いやっすよ。なんかきもい」ってその日は帰ったけど、
ちょっと間してから店でキャバやってる客にその話したら、「それ知ってる!ウチの客もその話してた」「なんか目あったら呪われるらしいで」って聞いたけどあんまり信じてなかったから普通に忘れかけてたけどこのスレ見てほんまにゾッしたわ。

 

以上、引用元:https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1119933685/l50



2013年8月26日
今から17.8年ぐらい前かな? その当時私と姉は年二回ぐらい大阪に出張があって、たいていは日帰りなんだけど、その時にかぎって一泊ぐらいしようっつーてホテルをとったのよ。んでそのホテルが噴水の向こうの階段を上がったところにあったのね。
仕事も終わってデパートとかで買い物三昧も済ませて、そろそろホテルに行こうかってことで、ホワイティ梅田をてこてこと噴水の方まで歩いていたの。 私自身はまったく霊感とかなくって、本当に普通の人間でその時もなんも感じずに地図を見てたのは憶えてる。

姉曰く、噴水の近くで浮浪者のような赤いワンピース(ピンクハウス系?)の女性と眼があったそうだ。
その瞬間、周囲とは切り離されたようになって(なんか時間が止まっていた感じらしい)、その女性がすーっとこちらに滑るように近づいて来たんだって。姉は金縛りにあったようになってて「まずい、眼をそらさなきゃ」って思うのに全然身体が動かず。どうしようどうしようって心中パニックで焦ってたらしい。
もう少しでその女が目の前に来るって瞬間、私がいきなり腕を取って私の方に姉をひょいっと引き寄せたらしい。急に時間が動き出して、周囲の雑音とかも聞こえてきて、姉としては多いに戸惑ったらしい。私に「いま、女の人が……」と話しかけても、「無視、無視、無視」ってまったく取り合わなかったらしい。

たったこれだけの話なんだけどね。 不思議なことに、私はその時の記憶が全くない。その直前で地図をみたとか、地図をみながらあの階段じゃない?とか話したのは憶えているのだが、姉の手を引いたとか、「無視、無視、無視」って言ったとかはまったく記憶にない。
その後階段を上ってホテルを見つけて、とかはちゃんと憶えているのにね。あれは姉の白昼夢だったんだろうか?

 

引用元:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1376210612/



2015年7月21日
今まで散々話は聞いてたけど、さっき真昼間から出たよ。こえーnだけど
泉の広場の中央に噴水みたいなのがあるじゃん?それ越しに地上に上がる階段みたいなのの手前に真っ赤なワンピース来た女が居たんだよ。なんかその女だけがくっきりして周りがぼやけるみたいな感じだった。なんか目が合ってるけど目があってないようなよく分からん感じ。小太りというよりは細身だったな。いかにもな感じで髪は黒髪で長くて、麦わら帽子みたいな帽子をかぶってた。
見た瞬間に散々噂は聞いてたからコレが噂の奴かと思って近づこうと思ったんだけど、あまりに周りが静かだったんでちょっと周りを見渡したんだよ。じゃあ普通に人もいてざわざわしてて安心しながたもう一回女の方みたらいなかった。

で、さっき女が居た所に行ってみたが案の定なんにもなく、居ても仕方ないし帰るかと地図見て帰り道確認してその場を離れたわけよ。ゆってもまだ午前中だし人も多いこともあって全然怖さはなかったんだけど、歩いてる間違和感はあったんだよ。見られてるような。
で、周りをきょろきょろしたら人ごみの中にちらちら見えるんだよ、さっきの女が。けど人の流れの向きに沿って見えるから幽霊か人間なのかもよく分からんのが余計に気味が悪かった。

 

引用元:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1437452478/

2002年から2015年まで、目撃談の投稿は飛び飛びながらも続いていました。各話の内容から赤い女の特徴をまとめると下記のようになります。

・目撃の時期は最古で1995年、最新では2015年である
・赤い服(ドレスやワンピース、コート)を身に纏っている事が多い
・黒くて長い髪
・雰囲気が異様である
・奇行が目立つ
・目が真っ黒
・見える人と見えない人がいる

赤い女の姿が見えない人もいるという事なので、実在する人物と決めつける事は出来ないでしょう。ただ、一つだけ「生きている人間」である事を示唆する投稿が存在します。

赤い女の正体についての有力な投稿

上記の通り目撃談は様々にありますが、赤い女の正体を知る手がかりとなり得る有力な投稿が2005年4月20日になされています。「おーやん」という名の投稿主によると、女は幽霊ではなく「アキちゃん」と呼ばれる実在する人間で、身売りをしている綺麗な女性でしたが、とある男性に騙された事をきっかけに奇行を繰り返すようになったとの事です。

おーやん◆wCXLl0A2Lo
最近このスレの話を知って(怖がりだから普段は昼にしかオカルト板来ないんで知らなかった)、最初から読んでたんですけど、これかなり昔の話が元になってるんじゃないかなぁ。 「泉の広場の赤ワンピース」とかって言われてたけど、元々は「アキちゃんの話」ってヤツだと思うんだけど。オイラは母方の婆ちゃんに昔(25年くらい前か)聞いたことあるけど。
最初に言っとくけど、もともとの話は幽霊とか関係無い話。フルネームは判らないけど「アキちゃん」と呼ばれてた、赤いワンピースの街娼婦がいて、その人にまつわる話。


昔、関西では『映画ダイジェスト』っていう、最新の映画の上映期間やら上映館を紹介する番組があって、その番組では梅田松竹会館(中に梅田ピカデリーという映画館がある)への行き方を「泉の広場を上がったところ」という紹介の仕方をしていて、小学生当時、何かアニメ映画を見に行きたかったオイラは松竹会館近辺の食堂で働いていた祖母に、泉の広場への行き方を尋ねたわけです(そこに行って上がればいいんだ、と考えたので)。
けど祖母は子供の行くところじゃない、ヤーサンがうろうろしていて危ない、と教えてくれないので泣きながら映画の事は諦めました。


時は流れて中学生。
一人で映画館にも行ける年齢になったオイラはまた見に行きたい映画が上映される事になったので今度こそ、という勢いで祖母に泉の広場の場所を尋ねました(この時にはもう食堂は辞めていて叔母の家に同居していた)。すると昔とは違ってあっさり場所を教えてくれたので、気になって何で昔は場所を教えてくれなかたったのだと問い詰めたわけです。
で、まあ中学生になったなら(正確には「もう大人料金でどこでも行けるんやしなぁ」と言っていた)良かろうということで「アキちゃんの話」を聞かせて貰いました。


当時(今から30年位前)、泉の広場は今ほど明るい、垢抜けた場所では無く、ちょっと怪しげな人達がたむろしていたのは他の方の書いている通りですが、その中に「アキちゃん」と呼ばれる、赤いワンピースも華やかな、身を売っている女性がいたそうです。
かなり売れっ子で、気の強い彼女はそんな仕事は辞めたらどうだという店のオバちゃんやうちの祖母の話にも耳を貸さず、自分の稼ぎで内縁の夫(やくざだったらしいですが)を組内で出世させる、などと言ってたそうなんですが、その相手のやくざはどう見ても粗暴なだけで頭の回らない、ゆくゆくは落ちぶれるだろうなぁ、というような男で、オバちゃん連中の見立てでは「くだらない男に引っ掛かっている自分を認めたくなくて強気な事を言ってるんだろう」と、プライドの高さが哀しいタイプの女性だったそうです。
まあ、そんな女王様みたいな感じのアキちゃんでしたが、とにかく綺麗な人だったので常に客がいるような状態だったんですが、そういう人はまあ周囲の女性とはどうしてもぶつかるようで、他の街娼の人とは何度か諍いがあったそうです。


そんなある時期、とんがっていた彼女の性格がえらく丸く、優しくなったので不思議に思った近くの店のオバちゃんが訪ねてみると
「自分にベタ惚れした若い客が、自分と一緒になって田舎に行こうと言ってくれた」
と言ったそうで、もちろんオバちゃんはそんな出来すぎた話があるかいな、アホと言ったそうなんですが、その若い兄ちゃんは大阪で一儲けして田舎で商売でも始める、金はあるからヒモのやくざにバシッと金を払って、一緒についてこいとかなりの金額をアキちゃんに見せたそうで、オバちゃん曰く、こんなに気の強い女が何でこんなあっさりと騙されるのかと呆れたそうで。
で、そのオバちゃんもその若い客を見たそうですが、確かに金のかかった身なりでさわやかそうな好青年だったそうですが、大阪のオバちゃんらしく

「一儲けして女の身請けして故郷に錦を飾るようなヤツが、さわやかなままでおるわけが無い」
という身も蓋も無い、しかしなるほどなぁという理屈で兄ちゃんが胡散臭い、と見てとったそうです。
結局オバちゃんの見立ては正しく、この「好青年」はなんとアキちゃんのヒモのやくざと同じ組の、こっちは女で商売する専門の組員だったそうです。


何でこんな話になったかというと、元々「好青年」はミナミ界隈で何人もの女性で稼いでいたらしいのが、兄貴分の引退で兄弟関係の梅田の組に世話になる事になり、先に送っていた稼ぎ扶持の街娼がアキちゃんと揉め、何とかしてくれと女に泣きつかれてアキちゃんをだまくらかす事にした、という顛末だったそうで(この件でヒモだったやくざと「好青年」が後々喧嘩沙汰になったのが祖母が働いていた食堂だったので、大まかな理由が判明した)。


で、ある日。いつものように泉の広場に向かったアキちゃん。噴水のところに腰掛けている「好青年」を見かけて駆け寄ろうとしたら、隣に以前喧嘩した女が嬉しそうな顔をして座っている。
「人の男に手を出すな」と言わんばかりに近づいたアキちゃんの目の前でディープキスの2人。カッとなって詰め寄り

「どういうこと!? 私を捨てる気!?」

と涙を浮かべながら言うアキちゃんに「好青年」が言ったのが

「捨てるも何も、ハナから拾ってもおらんがな」

同時に完全に勝者の笑顔を浮かべる隣の女。騙された事を完全に理解したアキちゃん…、のはずが、セリフは変わらず「私を捨てる気!?」ばっかりだったそうで、祖母曰く、「プライドが高すぎて騙された事にしたくない」んだろう、と。
その時の顔ときたら、涙はすぐに枯れてもう「これが般若というものか」と言うくらい凄い形相だったそうで。その後、この話がヒモにバレ、捨てられてしまったアキちゃんが取りだした行動が、今のお話の元になっているんでしょう。


「好青年」に騙され、ヒモには捨てられ、まさしく一人になったアキちゃん。広場のいい場所で客を取る事も出来なくなり、階段を上り下りしたり、広場の奥をうろうろしたりで、客もつきにくくなりました。
それでも以前から彼女を知っている客の中には彼女を探して相手をして貰おうとするのですが、そういった「常連」の数がどんどん減っていく。不思議に思ったオバちゃんが客だった男にこっそり訳を聞くと、これまでの彼女が嘘のように、ベッドで「連れて行って、連れて行って!」と物凄い力でしがみついてくるので怖くてしょうがない、と。 常連も寄り付かなくなり、孤独な時間が多くなるアキちゃん。


そんなある日、噴水に座ってた若い兄ちゃんが待ち合わせか、彼女と落ち合った時に事件は起こりました。

「また私の事騙したんか!? 殺してやるっ!」
アキちゃんが階段を一気に駆け下りてきてそのカップルに襲い掛かろうとしたんです。気づいた回りの店の人達が取り押さえたんですが、そのカップルは「好青年」とは年恰好が似てるだけで本人とは全然違う人でした。
曽根崎警察の方から厳重に注意を受け、以後襲い掛かるような事は無くなったそうですが、似たような年代の男女を見かけると、刺す様な眼差しで見るようになったそうです。
それでもいつしか彼女はいなくなり、泉の広場も綺麗に改装されましたけど、それでもアキちゃんの名残やないか、と言われてる部分は残ってるんです。


噴水に今、座れないでしょ?小さい水が出て。カップルがそこに座って長いこと楽しげに話が出来ないようにしてるんじゃないかと。アキちゃんがまたやってこないように。
とまあ、こういう話です。長くて申し訳ない。

 

引用元:https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1113926627/

 

おーやん氏の投稿の後、他にも「アキちゃん」の存在を肯定する投稿主が現れその信憑性は高まりました。現在の所、赤い女の正体は「アキちゃん」であるという説が有力です。

 

2005年8月1日
この「アキちゃん」って実在の人物だと思います。私が見た時それを確信しました。ただ、明らかに正常な精神状態の人ではない。これは確かです。
ただね、表情というか顔つきがもうこの世のものとも思えないくらいコワイ。キレイな顔立ちしてるんですけど強烈なお化粧と目をがっと見開いて薄笑いしてる。目が悪い人とかがモノを見るとにじんでみえるじゃないですか?だからあの目が黒目だけに見えたのかなぁ?と。


彼女が目撃されたのはざっとスレを読み返してみて1999年から今年の春くらいにかけてですよね。こんなこと書いちゃなんですが精神病院に保護されたのかなぁと。あるいはドヤに流れたのかもしれないなぁとか。仮説ですけど。
私、精神科で看護師しててわりとああいった類の方に接しているので慣れてるつもりなんですけど、なんていうんでしょう。あの独特の表情ですよね。すごく怖い。もう怨念の塊みたいで。きっと上でおーやんさんが書いてくださったお話が元になっているのなら分かる気もするんですけど。


とにかくお化けとか幽霊とはまた違った怖さがあります。私はおーやんさん(アキちゃんの話をした人)のレスを見てちょっとかわいそうになったけど。。。。ちょっともう会いたくないですね。

 

引用元:https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1119933685/

泉の広場は撤去2019年5月上旬に撤去された

現在赤い女は出現しなくなったようである為、これ以上の検証は出来ない状態です。しかしこの話は今もなお「都市伝説」として残っています。
ただ2019年5月6日を最後に泉の広場の噴水は撤去されてしまいました。伝説の舞台が無くなってしまった事に寂しさを感じるのは筆者だけではないでしょう。 ただの広場にはなってしまいましたが…オカルト好きな方は一度訪れてみてはいかがでしょうか? 地図を載せておきますね。

 

画像元:https://whity.osaka-chikagai.jp/floor/

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