【恐怖実話】鎌を持ったおばあちゃん

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自分が小学生だった時の話です。

うちの親はアホだから小学生の私と弟を連れて夜遅くまでゲーセンで遊ばせて、外食して深夜に自転車を使って帰るっていうことを週に何度もしていました。
当時はそれが普通で特に疑問に思っていませんでしたが、ほんとアホだと思う。



いつも深夜に自転車で自宅まで帰る途中に、必ず通る路地裏?狭い道があって変にカーブがあってカーブミラーもついている道でした。
車は通れない道です。


いつものように帰りが深夜の1時かそのくらいの時間に、その道を競うように弟と自転車を走らせて通ろうした時でした。カーブミラーにおばあちゃんが写っており、そのおばあちゃんがその角の家の門の前に立っていることが分かりました。
カーブを曲がる時、ミラーで見た通りおばあちゃんがやはり家の門の前に立っていました。


ただおばあちゃんは俯き気味で、手には鎌を握っていました。
いつもならこの時間にこの道にそもそも人も自転車も通らないような、街頭もない暗い道です。

不自然だな、と思って静かに弟と通り過ぎて、弟にも「あのおばあちゃん変だね。家に入れてもらえないのかな?」と聞いたら、弟も「気持ち悪かったよね」と答えていました。



次の日もまた同じように、その道を通るとやはりおばあちゃんが鎌を持って門の前に立っていました。
弟に「おばあちゃんまたいたね」と言うと、今度は弟は「いなかったよ」と言いました。


それから三日か、四日後にまた深夜にその道を通ると、おばあちゃんは門の中のドアの前に鎌を持って立っていました。カーブミラーでは誰にもいないように見えたので驚いて「わっ!」っと声を出しながら通り過ぎました。

その時は母も一緒に通ったので母に「おばあちゃん門の中にいたよね。なんでいつもこの時間に外にいるんだろうね?」と聞くと母は見てないよ、と言いました。
弟にも聞きましたが、いなかったと言われました。



それから一週間ほど、その道を通ることがなかったのですが、また通ると角の家に喪中の紙が貼られていました。
誰かが亡くなったんだな、と分かると同時に、もしかしたらあのおばあちゃんは死神だったのではないかと考えるようになりました。
鎌を持ったおばあちゃんはそれから見ていません。



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