【恐怖】中学校のクラス会に遅刻。しかし会場内から全く声が聞こえない→「ある事」が判明し、戦慄の事態になっていた…

恐怖 3件
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とても仲が良く、団結力があったクラス。
卒業後、そして大人になってからのクラス会も、毎回大いに盛り上がっていた。
しかし、このクラスの「まとまり」は「ある犠牲」によって成しえたものだった…。



夏になると、都会は別ですが、地方のほうへ行くと、お盆や何やで帰ってきますよね。 
そうするとやっぱりお祭りがあったり、それからクラス会もあったりしますよね。 
これは私の母の中学校のクラス会での話なんです。 



で、この中学のクラス会、このクラスというのは非常にまとまってたみたいです。どうゆう風にかっていうと、他のクラスに比べて成績がいい、団結力がある、もめ事がない。 
体育祭なんかやると、団体競技なんか本当に好成績で、だから先生としても鼻が高かった。担任として自慢に思ってた。 

とにかくこのクラスね、何しろみんなが仲が良い、チームワークがいい、優秀なクラス。頭がいい、まとまったクラスなんです。 
だから何年かたって、卒業後のクラス会はみんな盛り上がったそうです。 

「おーすっ、しばらく」 

みんな優秀です。みんなが楽しい仲のいいクラス。 

「お前どうしてんの?」
「今○○してるよ」
「あーそうかそうか」 

とか言ってるうちに昔に戻っていちゃってるんですねみんな。女の子もくる。みんな仲がいい。 

「○○ちゃん、どうだったた?」
「おぅ、お前、今何やってんだ?」
「○○は?」 

まあ、てな感じで話も弾んで盛り上がってるわけですね。笑い声はするし、大声をはりあげる奴もいます。冗談で言って笑わせる奴。みんなワイワイガヤガヤやっていて、非常に素晴らしいクラス会になったそうです。 
何しろみんな頭はいいし、明るいし、仲もいいし、凄くチームワークのとれた、いいクラス。 
このクラス、とにかく最高にいいクラスだったから、クラス会も本当に盛り上がって、楽しくて、素晴らしい最高のクラス会になったそうです。 



ただ、ひょいっと向うを見ると、ひとり黙って座っている女性がいます。 
誰とも話をしない。誰も話かけに行かない。黙ったまんま座ってる。ずっと、そのまんま……何も言わない。 

みんなは「ワーッ」とか騒いだり、ゲラゲラ笑って、大騒ぎしてる。お酒を飲んでる。何やかんや話してる。最近の話も昔話も、みんな盛り上がって、あーだこーだ言って、夢中で喋りまくって、賑やかなのに。 
その女性だけ、シーンとしている。まるで、みんなは彼女に気づいていないのか、彼女が見えていないのか、無視してるのか、わからない。 
でも、誰も彼女に気が付いていないらしいです。みんなワーワー話に夢中。 


そしてクラス会が終わりました。お開きになりました。
で、みんな「じゃ、二次会行こうぜ」ってんで、ワーッて感じで、わいわい騒ぎつつ、会場を後にしていきます。 
声がだんだん遠のいていき、皆が消えていった。 
と、あの女性が立ち上がって、ひとりぽつんと会場を出て行きました…



そして何年かして、またクラス会がありました。 
みんな集まってます。年頃ですから、結婚した人もいれば、また何やかんやで、みんな話が盛り上がる。それは楽しく、みんなでわーわー盛り上がります。すさまじい勢いだったみたいです。 

昔に戻って話をする人もいれば、将来の話をする人もいれば、どうのこうのやりながらみんなどんどん盛り上がります。 
だってこのクラス、仲がいい、チームワークがいい、優秀なクラス。団結力がって、一つにまとまった素敵なクラス。だから凄く楽しい、素晴らしいクラス会になります。 



でも、ふっと見ると、あそこにひとり、ぽつんと座ってる女性がいます。 
たったひとり、うつむいて、誰とも話をしない。誰も声をかけてくれない。ただひとりだけ。 

完璧にまとまった、楽しいクラス。とにかく仲のいい、本当に素晴らしいクラス。 
でも、なんかちょっと違う。それはどうも、ちょっと違うらしいです。 

というのは、あそこにいる、たったひとりぽつんといる女性。 
このクラスは、非常にまとまっていて、すごく魅力があって、誰もがうらやむ素晴らしいクラスでした。 
だけど、それには何かある。何か。ぽつんと座っている、あの女性。みんなと話もしない。つきあいもしない。でも時間通りにきて、ちゃーんと、向こうに座っている。でも友達がいない。どうゆう子なのか? 



中学時代、みんな優秀だったけれど、そのこも決して優秀でなかったわけじゃないらしいです。
ただ、そのこは、人前でお話ができない。引っ込み思案。どちらかといえば、暗い。友達ができない。

そこへ持ってきて、生まれついてかどうかは知らないけれど、そのこは、少し足を引きずるんですよね。だから、体育の時間なんか、よく休むし、体育祭にも出られないわけです。そうゆう時は、教室から、みんなが運動しているのをジーッと見ているていう、そうゆう状況だったんですよ。 
考えてみると、陰気くさい女の子。要するに変わった子。 


となると、他の連中はどうしたかっていうと、この女の子をからかうわけなんですね。 
ある朝、こっそり彼女の、机の仲からノートを出して、いたずら書きしちゃう。あーだこーだ書いちゃって、黙ってポンッとしまっておくんです。 

授業が始まって、ノートを出す。いろんなことが書かれてある。でも、誰が書いたかわからない。 
書いたやつは、友達とヒソヒソ話して、しのび笑いなんかしてる。

彼女は困ってる。どうしていいかわからない。気が小さい。大人しい子。先生にも言えない。ただ黙ってひとりで困ってる。どうしようか困ってる。
で、それを見て、喜ぶわけです。 

「えっ、おい、あいつ、困ってるよ」  


またある奴は、彼女の教科書に、色んなもの書いたり貼ったりしちゃう。いいように、いたずら書きしちゃう。で、また黙ってポンッとしまっときます。 
授業が始まる。教科書を出す。読めない。貼られたり切られたりして、よく読めない。 
どうしていいか分らない。で、みんなで笑ってる。 

「見てみな、おい、あいつ困ってる、困ってる。おもしろいぞ、困ってる困ってる、ほら」 

黙って困ってる。それを見てみんな笑ってる。ゲラゲラ笑ってる。男ばかりじゃない。女生徒もやってる。 
みんなで、「あれやっちゃった、これやっちゃった」彼女をからかって遊んでる。 


中学3年年生の頃。受験を控えてストレスもたまる。イライラもある。ちょうど大人になりかけの頃だから、いろんなうっぷんとか、そういったものがたまる時期ですよ。ケンカがないほうがおかしい。 
それがこのクラスでは、ケンカがない。たまりにたまったうっぷんを晴らす。そう、彼女をからかって晴らしてたわけです。みんなで。 


彼女が筆箱を出す。中に筆記用具がない。誰かが隠した。でも誰が隠したかわからない。 
みんなが彼女をからかって遊んでる。彼女をからかうことで、彼女に嫌なことをすることによって、自分達のストレスを解消をしてたわけですね。 
彼女に意地の悪いことをやって、みんなで笑って、みんながまとまっていく。

要するに彼女をからかうことによって、このクラスは団結してたわけです。みんな、嫌なことを全部、あいつにぶつければいい。


まあこれ、これは言い方を変えれば、”いじめ”ですね。殴ったり脅したりはしてないけど、これも完全な”いじめ”なんですよ。 
このクラスは全員ではなかったんですよ。全員がまとまってる訳じゃなかったんです。 

“彼女” 対” 他の全員” なんですよ。そういう図なんですね。彼女がいたからこのクラスはまとまったと言って間違いはないんです。 
嫌なことは全部、あいつにぶつければいい。からかえばいい。いじめりゃいいんだ。で、みんなで笑ってりゃいいんだから。 
こいつは一人で苦しむから。彼女にとったら誰がやったかわからない。みーんななんだから。 
自分の周り、全部敵なんだから。Aがやったのか、Bがやったのか、Cなのか、わからない。 
誰かがやった。でも彼女は言えない。言ったって向うは全部仲間だもん。自分は一人だけだもん。そうゆうクラス。 


このクラスは、非常にまとまってて、優秀で、仲がよくて楽しくて、担任も鼻が高かった。 
その素晴らしくて、魅力的で、明るい最高のクラス。でもじつは、そうでない人が、ひとりいたわけです。 


でも、この彼女、なぜか知らないけど、クラス会にくるわけです。時間通りにビシッとやってきて、ジーッと座ってるんです。クラス会が終わるまで。 
終わって、みんながわーっと2次会へ行く。わいわい騒ぎながら、ゲラゲラ笑いながら声が遠ざかっていく。 
そのあと、ゆっくり立ちあがって、足を引きずって、彼女は静かに部屋を出ていく。
ヒター、トン、ヒター、トン、ヒター、トン、ヒター、トン……と、足音をたてながら出ていく 



そしてまた、何年かたって、またクラス会がありました。 
腹が出てくる奴もいる、髪の毛も白くなる奴もいる。それでもみんなワイワイ盛り上がってる。子供のいる奴もいる。いろんな奴がいる。みんなワイワイ盛り上がる。 
このクラスは本当に仲がいい、チームワークがとれている素晴らしいクラス。 

ワーッと盛り上がってる。ゲラゲラ笑ってる。お酒飲んでる。大声ではしゃぐ奴もいる。みんな楽しくてしょうがない。楽しい時間。あの昔に帰って、素晴らしい時間。あの楽しかったあの頃のまんまの楽しい時間。 


でも、ポツンと離れて、あの彼女がいる。黙って、誰とも話をしない。誰の所にも行こうとしない。 
誰も彼女に気づいていないのか、無視してるのか、まるで、みんなの目に入っていないかのように… 彼女だけポツンとしてる。 



2時間くらいで、その宴会が終わる。みんなワイワイ言いながら出ていく。みんながいなくなった後、いつものように彼女がすっと立ちあがって、 
ヒター、トン、ヒター、トン、ヒター、トン、ヒター、トン……と、部屋を出ていく。 
何で来るのか、分らない。友達もいないのに。嫌な思い出しかないのに。けっして嬉しくないはずなのに、彼女は時間通りにピシャッとクラス会にきてる。 



そして、それから何年目かにまたクラス会がありました。これまた、みんな楽しみにしてた。 
ところが、この時、幹事がちょっとした間違いをしちゃったそうです。 
というのは、通知では6時半から宴会が始まるようになっていました。でも実際は、6時だったんですね。 
慌てた幹事が友人宅に電話しました。 

「いやぁ悪かった。6時半になってるけど、実は明日の6時だから、よろしくな」 

前の晩にクラス全員に電話しました。そしてその翌日。たまたま、ひとり遅れた奴がいた。あわてて料亭にやってきた。 

「すいません、クラス会の部屋は…」 
「みなさんでしたらね、この廊下を真っすぐいったつきあたりのお座敷になってます」 
「あぁ、すいません。ありがとうございます。 

トットットットッ……真っすぐな廊下を、トットットットッ……と走っていくと、ふすまがピシャっと閉まっている。 

“ん?”何だかおかしい。と感じた。 


そいつが遅れたのは10分か15分くらいのもん。だったら普通、もうすでに騒いでる。もう廊下の途中から、みんなの騒ぎ声が聞こえて当たり前だ。ワイワイガヤガヤやってるはずだ。 
でも音が聞こえてこない。全然騒がしくない。本当だったたら、今頃は大声で誰かわめいてる奴がいてもおかしくないのに。 
“あれー、やけに今日は静かだな。おかしいな”と思いながらも、部屋の前に着いた。声がしない。 
“あれー、間違いじゃないのかな”と。 
カターン、スー。と、ふすまを開ける。 


 間違いじゃない。みんながいる。
でもなぜかシーンとしてる。 
どうしたんだろう。ビールも酒も料理も、全部そろってる。なのに、誰も手を付けようとしない。みんな黙って座ってる。 

「あぁ、悪いな。遅れちゃって。ちょっと用事があってさ。悪い悪い、ゴメンゴメン」 

“…………” 

「何だよ、どうしたんだよ、お前ら。ずいぶん暗いじゃねえかよ。おい、よせよ、俺が遅れたから、みんな、からかってんだろ。やめてくれよ、かんべんしてくれよ、お前ら、どうしたんだよ」 

みんな黙って、シーンとしてる。飲んでる奴は一人もいない。
と、幹事がきたんで、 

「おぁ、遅れちゃって悪かった。でもずいぶん静かだなぁ。待ってたのか?」 
「いや、そうじゃないんだよ。」 
「ん、何だよ。おい、みんな、パーッといこうよ」 
「ん……んん」 
「何かあったのかよ」 
「んん、いや、あの昨日の夜さー、時間を間違えたんで、俺、みんなに電話したろ」 
「あーああ、知ってるよ。俺も電話もらったけど」 
「うん、みんなには電話したんだよ。ところがさー、気がついたら、俺、ひとり忘れてたんだよ」 
「へぇ」 
「K美だよ」 
「うん」 

K美というのはいつもポツンとひとり座っていた彼女です。 

「やっぱり前回もきてるしさー、連絡しないわけにはいかないだろ。だから、俺、あいつの家に電話したんだよ」 
「K美てまだひとりもんか?」 
「うん、で、俺、電話したんだよ。そしたらばあさんが出てきてさー、たぶんK美の母親だと思うんだけどさー。”K美さんをお願いします”って言ったら “は?  どちら様ですか?” っていから “じつは中学校校の同窓会なんですが、時間を間違えましたので、ご連絡したいんですが、K美さん、いらっしゃいましたらお願いします” て言ったんだよ」 
「うん」 
「そしたらな、そのばあさん、”どちら様かよく存じませんが、うちのK美でしたら、20年前に亡くなっています” ていうんだよ」 
「ん、それは嘘だろー。だって、お前、いつも来てたじゃねえか、あいつ。そのばあさん、お前のことからかったんだよ」 
「いや、それが違うんだよ」 
「何だよ」 
「K美てなぁ、20年前に自殺してるんだよ」 
「へっ?じゃあ、いつもきてたあいつは、誰なんだよ」 
「うん……」 
「あいつ、きてたじゃねえかよ。あいつ、いつもあそこに、時間通り、クラス会にきてたじゃねぇかよ。あいつ、一体誰なんだよ」 
「うん……」 
「だって、みんなだって見たろ? いただろう、K美。いつも、はじに座っていたじゃねえかよ」 
「うん、みんなも見てる」 
「俺も見てるよ。お前も見ただろ」 
「見た。……でもK美は20年前に自殺してるんだよ。遺書があってな。 “友達が欲しい” って書いてあったそうだよ」 
「じゃあ、お前、俺たちが毎回見てた、K美って、あれ何なんだよ」 
「うん……」 
「それでみんなシーンとしてるのか」 
「うん。……いったい俺たち、何を見てたんだろうな」 
「それじゃ、お前、時間が変わったってこと、k美は知らないんだよな」 
「うん……」 


そのとき、ひとりが 
「あっ、6時半になるよ」って言った。 
みんながまたシーンとなった。 

そして、時計が6時半ぴったりになった。 
座敷があって、ふすまがあって、長い廊下がある。みんな、ふすまのほうをジーッと見る。 
と、廊下のはじのほうに、かすかに、 

ピタ、トーン、ピタ、トーン、ピタ、トーンピタ、トーン…… 

と、足を引きずりながら近づいてくる足音がある。 

ピタ、トーン、ピタ、トーン、ピタ、トーン、ピタ、トーン、ピタ、トーン…… 

みんなシーンとなる。確実にその足音が部屋に近づいてくる。 

ピタ、トーン、ピタ、トーン、ピタ、トーン、ピタ、トーン、ピッタッ、トンッ。 

足音がとまった。 
ふすまのすぐそこ。 
みんな黙っている。 
カタンって、ふすまの音。 


うぅぅって思った次の瞬間、 

「ごめんなさい、許してください。私を許してください。ごめんなさい」 

クラス委員やってた女の子が泣いた。 
こっちのほうでも 

「かんべんしてください。お参りに行きます。許してください。かんべんしてください」 
「かんべんしてください。俺が悪かった。許してくれ!」 
「すいません。ごめんなさい。許してくださーい」 

みんな口々にあやまる 
 
「ごめんなさーい、ごめんなさーい」 

みんながあやまってる。泣いてる奴もいる。一生懸命あやまってる。みんな 

「ごめんさーい。ごめん……」 

ふっと黙って……シーンとして…… 


カタン 


またふすまが揺れた。 
みんな声が出ない。ただ、じっとふすまを見つめてた。 
しばらくたって、 

ピタ、トーン、ピタ、トーン、ピタ、トーン、ピタ、トーン、ピタ、トーン…… 

足を引きずる音が、遠ざかっていった。 



それ以来、このクラス会は、二度と行われなかったそうです。 


 



コメント

  1. 1
    名無しのオカルター:

    文章の書き方が下手糞すぎる上に、文中の言葉も「こうゆう」とかイラッとする
    間違った文言も使うし、内容が全く何にも入ってこなかった。
    と言うよりもむしろ、最後まで読む気が失せました。

  2. 2
    名無しのオカルター:

    下手すぎ、駄法螺だわな、幽霊が会費持ってきて払ってるわけだろ。

  3. 3
    妖怪勃起土竜♂:

    そりゃ読みにくいはずさw
    稲川淳二の怪談語りを、そのまま文字起こししただけのテキストだからナ(^ε^)

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