【後悔のお盆旅行】「死神が憑く」ってこういう事なんだな…

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趣味のスポーツ仲間たちとお盆に海外旅行をすることになった投稿主。 しかし、計画の段階で複数の問題が発生し、順調な滑り出しとはならなかった事に、投稿主は嫌な予感を感じていた。

やがてその「予感」は最悪の形で実現してしまう───



私がまだ20代だった頃、仲間6人で趣味のスポーツで毎年恒例となっているお盆休みに海外に行こうとA君が言い出しました。 
(特定される可能性があるのでスポーツ名は控えさせてもらいます) 

5ヵ国ほど候補が上がり、航空チケットを取ろうとも1ヵ月半前だった事もあり、全ての国で希望通りの日程で6人分が確保できず、、、 
メンバーで話し合い正月又は来年にしようかと声があがったが、A君はせっかくの休みだし候補国以外でも行こうよと。 
数ヵ国当たりようやくB国であればチケットが取れると、他のメンバーからは反対意見が上がったが、A君の強硬で確定しました。 

しかしいつも頼んでるガイド会社でガイドが手配できず、しかたなく他のガイド会社に手配してもらう事に。 
今まで十カ国ほど行っていたが、こうまで順調にいかなかった時はなかったので私は何か嫌な予感を感じておりました。 



…現地に到着し、ガイドの運転手にハイエースでスポーツを行う場所まで乗せて行ってもらったが、運転は乱暴だわ道は狭いし荒れてるしで全員で恐怖を感じていました。 

ともあれ無事に到着し、スポーツを行い、帰路に着く事に。行きの件もあり助手席はじゃんけんで負けた人が座ろうと。 
じゃんけんをしA君が一発で負け肩を落としシートベルトを締め着席しました。 
行きと同じく相変わらずドライバーの運転は荒かったが、極度に疲れている事もあり、いつの間にか全員眠ってしまいました。 


2時間ほど走ったところでドライブインで休憩に。 
A君も起こされ用をたしに一度外に出ました。 
全員が車に戻りさぁ出発しようかと走りだした時、ちょうど右最後尾に着席していた私はうとうとしながらA君がシートベルトを締めてない事に気付いたが、眠さに勝てず注意せずに眠りについてしまいました。 



ほどなくして…突然、大きな衝撃が。 
目が覚めたときは高速道路で大型トラックの後部に追突しておりました。 
車の中は散々になっており、2列目に乗っていた一人はフロントガラスに顔面をぶつけ血だらけに。一人は両足骨折、もう一人は左手を骨折。 

幸いな事に、私は一番後ろから運転席下のエンジンルームまで吹っ飛びましたが、膝で抱えていた旅行バックのおかげで肩を脱臼と脳震盪で済みました。 


助け合いながら外に出て、車を確認したところ、、、助手席側が大破し、A君が挟まれ唸っておりました。 
ようやく救急車が到着し救出作業を行い近くの病院に運ばれて行ったものの、B国の片田舎の設備も満足に揃っていない病院でした。 

A君は頭蓋骨陥没、脊椎骨折、顔面裂傷及び骨折の瀕死の重体でした。他のメンバーも大なり小なり怪我をおっていたものの治療可能な範囲内。 
A君はそこの病院でとりあえず応急処置をし首都の総合病院に移送する事に。 

しかしそこは発展途上のB国、移送の手続きやら日程の適当さもあり、2日後にようやく総合病院に移送できました。本格的な治療も始まり命だけでも助かる可能性が出てきたところ、結局は15日後に亡くなってしまいました。 
事故翌日から総合病院に移送されていれば助かる確率は相当上がっていたと。 


治療中、彼の頭は3倍ほどに膨らみ、顔は彼とわからないほどぐちゃぐちゃに、しきりに言葉にならない唸り声を上げ、痛そうな悔しそうな感じが伝わってきました。 

彼は婚約をしており旅行後に結婚式を挙げる予定でした。治療期間中に彼の親御さんと婚約者がB国に来て彼についててあげたのですが、残念で仕方ありません。 



私が体験した事実の話しですが、旅行の強硬、じゃんけん、シートベルト、片田舎でも事故等、経緯を何度思い返してみても死神が取りついていたとしか考えられないです。



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