【短編】神社の血筋を引く友人から聞いた「見えない人間」の話

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2014/12/15
当時は本当に怖かった話


大学時代に変な奴がいた。明るいやつだったし、友達も結構いたみたいで基本的には普通のやつだったんだけど。


よくある話とかなら、霊感が強くてって話なんだけど、そいつは全くの逆だった。
霊感0、オカルト的経験もなし。どんなに有名な心霊スポットに連れて行っても、そいつだけは何の体験もしなかった。一緒に行った奴らが何人も変な声聞いたとか言ってても、そいつは何にも聞こえなかったし見えなかったってのはしょっちゅうで。


で、そいつから聞いた話なんだけど、見えない人間がいるんだと。
道で前を歩く人が何かを避ける動作したり、何もない空間に会釈する人を見たり。何人かで会話してると、明らかに自分にだけ見えない聞こえない誰かがいたり。(他のやつが、急に相槌うったり笑ったりするらしい)
酷い時にはテレビの素人が出る番組で何もない空間をカメラが映してて、テロップだけ流れるらしい。


最初はからかってるのかと思ってたけど、すげー真剣に話するんだよな。そいつ、結構でかい神社の血筋だったりしたから、よけいに怖かったな。
卒業してから連絡とらなくなったけど、あいつが見えてなかった人ってなんだったんだろう



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