【不気味】ダムの中に腰まで水に浸かった女がいた

不気味 0件
no image
キャンプ場へと来ていた投稿主の姉は、彼氏に電話するため友達のTと共に公衆電話へと向かう。 それは近くのダム付近に設置されており、電話後二人はその場を離れずしばらく会話を楽しんでいた。
すると、突然姉の目に不気味な女が映り───



 姉が高校生の頃、友達とキャンプに行ったときの話です。そのキャンプ場はダムの近くにありました。
 まだ携帯が普及していない時代だったので、電話をするにはそのダムのそばにある公衆電話までキャンプ場から下りて行かなければいけません。



 姉が彼氏に電話をするために公衆電話に行こうとすると、友達のT君も彼女に電話するからと一緒に公衆電話に行くことになりました。
 二人とも電話を済ませた後、ダムのそばに座りお互いの彼氏彼女について話しをしていると、ふと姉の視界に女の人が映りました。



 その女の人は腰まで水に浸かり、顔は暗くてはっきり見えませんが、髪型はセミロングくらいの長さにゆるくパーマがかかっているように見えたらしいです。

T君『○○ちゃん(姉)あの女の人見えてる?』
姉『うん、見えるよ。暗いからはっきりとは見えないけど…でもなんかやばくない?』
T君『そう、どんな感じに見える?』
姉『顔はよく解らないけど髪は…』
T君『肩くらいでちょっとパーマがかかってる』
姉『…うん』
T君『大丈夫だよ』

姉はT君の言っている意味が解らず、ちょっとやばいなと思いながらもT君ともとの会話を続けました。



 しばらくすると

T君『ごめん、話の途中だけど、向こうが俺達が見えてるのに気付いたみたいだからそろそろ行こうか』

 そう言われて姉もやっとその女の人が生きてる人ではないことに気付いたらしいです。
 その後キャンプ場までの帰り道、

T君『ごめんね。怖がらせたくないんだけど、いい、合図したら一気にキャンプ場まで走って、絶対に振り返らないで彼女ついてきてるから。』

 そう言われた瞬間、姉の恐怖はピークに達しT君の合図も待たずに全力で走りだしました。



 無事キャンプ場まで帰りつきましたが、その晩姉は怖くて一睡もできず、朝半泣きで帰ってきたのを私も憶えています。
 最後に姉がぼそっと

『ダムなんだからたてるわけないんよね。』

 と言ってました。



 あとT君はもともと霊感が強いらしくて、T君と一緒にいると周りの人も見えやすくなってしまうらしいです。姉の友達の間ではそう珍しい話でもなかったみたいです。
 姉は二度とT君と二人きりになるのはごめんだと言っていました。



コメント

コメントする

コメントを残す

スポンサーリンク

長編「婚約者1人&彼女2人」

人気記事