【悲しい結末】「帰りたい…」真っ黒な子供の手がトラックのハンドルを握っていた

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夜中に自宅へ向かってトラックを走らせていた投稿主の父と叔母は、途中、道端に女の子の姿を見つける。
嫌な気配を感じながらも、声をかけようとトラックの窓を開けたのだが、次の瞬間───



 今でこそ普通の家庭であるが我が家はマジで旧家で、本家はサマーウォーズのナツキの本家を若干小さくした様な家だ。重文指定受けそうになって面倒なので手放した。今の持ち主は市が「旧〇〇邸」なんて石碑建てたから邪魔だと思う。
 戦後、叔母(故人)がやり手で米相場で大失敗した爺さんの負債を新規事業で立て直した。
 当時、オート三輪があれば小金持ち、4輪は市内に数台もなく叔母は地域発のタクシー会社を起こして、その後自動車学校も作った。



 そんな女傑な叔母と親父が、これまた市内に数台しか無いトラックに乗って、本業の雑貨屋兼食料品店の仕入れに漁村で仕入れした帰り暗くなってから、道端に女の子がいる。トラックは親父がやってる機械屋と兼用だ。
 こんな暗くに変だなと思った親父と叔母は近所の子供かなと思いトラックを止めた。この時、叔母は嫌な雰囲気を感じたそうだ。
 親父が声をかけようと窓を少し開けた瞬間、窓の隙間から子供の手が入ってきてハンドルを握ったそうだ

「帰りたい・・・帰りたい・・・・」

 ハンドルを握った少女の手はいつの間にか大きくなり大人の手になり、隙間から入る大きさでは無かったそうだ。
 この世のものじゃないと感じた親父はそのままアクセルを踏み、さすがの叔母も悲鳴を上げたそうだ。



 どす黒い手にハンドル掴まれたまま、数キロ走っただろうか?手は消えたが、家に帰ると消防団と警察が家の大広間を拠点として農家の子が行方不明になったと捜索隊を結成していたそうだ。
 残念ながら数日後、親父と叔母が恐怖体験した場所近くの畑で女の子は発見された。犯人は、その地域でそこそこの規模の雑穀屋を営んでいてトラックを保有する親父とほぼ同い年の男だった。
 その子はトラックに乗った人に姿を見せて発見して欲しかったんだろう。



 犯人は軽い知的障害があったらしいが、その家の次男の子、俺と同級生の奴とは叔母から絶対付き合うなとキツく言われてた。
 今も現場にあるお地蔵さんの前を通ると思い出す。

 ちょっと修正。俺が付き合うなって言われてたのは犯人の弟、三男の子な。



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