【幸あれ】幼い頃からいじめられる嫁を助け続けてきた問題児の俺。そして東日本大震災の日…

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684:
俺の嫁は小学校の時のクラスメート。
生まれた時からすぐ近くに住んでたんだけど、別に友達じゃなかった。
ただ母親同士の仲が良くて、これは本当に今でも申し訳ないと思うんだけど、
所謂放置子とそのターゲットみたいな関係になってて、放課後はよく嫁実家に上がり込んでた。

3年に上がる時にクラス替えがあって、そこで嫁と同じクラスになった。
俺は空気も致命的に読めない奴で、嫁の抱える問題にも気づけなくて、それを知ったのは4年になってからだな。
嫁は3年の頃からいじめられてたんだ。

当時の嫁は巨漢ってほどじゃないがそんな体型で、しかも老けててオバさん呼ばわりされててさ。
あれは昼休みだったかな。俺がクラスに戻ると、嫁が男二人と女一人に囲まれて泣いてるんだ。 
放置子、空気読めないってくれば、当時の俺が問題児だったのは分かると思う。
だから今考えてもありえないんだが、俺はいきなり三人に椅子で殴りかかったんだ。
それも身体を狙うとかそんな発想もないので、女含めて後頭部や顔面をやっちまった。
気が付いたら担任に取り押さえられてたよ。
それまでもガラス割ったりしてたんだけど、これで一気に保護者に敵視されるようになってしまった。
親にもすごく怒られたよ。女の顔を傷つけるやつは許さねえ!って。
まぁその三人は嫁をいじめてた主犯格で、「俺は嫁が好きで手を出すと殺される」ってことになぜかなってて、嫁のいじめはなくなった。
あと「俺にちょっかい出すと殺される」って腫れ物扱いされて距離を取られるようになってた。
この頃の俺は単なるイキったキレやすいクソガキで、嫁が好きとかじゃなくていじめられてるが誰でも暴力を振るったはずなのは間違いない。 
 
で、そんな俺に嫁がよく話しかけてくるようになったんだけど、嫁は見た目だけじゃなくて話の内容までオバさんっぽくてさ。
しかも俺クソガキでしょ?「付いてくんじゃねーよババア!」みたいな感じ。
これが小学校時代。

 

685:
中学に入ってびっくりしたのは、隣の小学校にまで俺の悪評が広まってたこと。
んで、そっちの方がガラが悪いもんだから、「嫁にちょっかい出してあいつキレさせようぜwww」みたいな輩が出てきたんだよ。
でも別に嫁と仲が良い訳じゃないから、やっぱりそれに気付かないんだよな。
そのせいで嫁はどんどん痩せたんだけど、すると話し方はともかく見た目がだいぶまともになってきたのね。
小6の時には下の上だったのが、中2の時には中の上ぐらいにはなってたかな。
おかげで嫁を好きになる奴も出てきたんだ。こいつをAとするね。

Aからあんたのせいで嫁がいじめられてる、嫁から離れるか嫁を助けてくれって言われてね。
バカだから俺は嫁においたしてる奴の名前を聞き出して、そいつを下校中に凹ることにしたんだわ。動機はムカついたから。
俺は喧嘩は別に強くない。だから気付かれないうちに背後から武器で凹ったのね。
ここまでやって補導されなかったのは運が良かったとしか思えない。
まあ不良の範疇に入る奴だったから俺に倒されたのが恥ずかしかったんだろうね。
前と違って保護者レベルの話にはならずに済んだ。

 

686:
で、これが嫁の耳に入って、二度も助けてくれたって都合よく脳内変換してくれたみたいでさ。
学校へ行こうだっけ?あれの真似みたいなイベントを文化祭の時にやってね。
嫁に告白されたんだよ。屋上から大声で。マジでビックリしたな。
「○○くん好きです!付き合ってください!!」って。
戸惑ってたら回りから、「バカ!大声で返事するんだよ!」って言われたから、「分かりました!」って返事したの。
思春期遅くてそういうのまだよく分かってなくてさ。咄嗟にyesもnoも返さずに済む返事をしたのね。
なのに告白成功みたいな扱いになってしまって、なし崩し的に付き合うことになってしまった。

そこからの嫁の変貌ぶりは凄くてさ。
もとから背後霊みたいな感じだったのが、横を歩いて手を握ったり腕を組んできたりするし、見た目もどんどん垢抜けてくるし、キスも付き合うことになってすぐ嫁からしてきたな。
とにかく積極的なんだよ。
 
で、中3になってすぐ、わけもわからず嫁の部屋で初体験をして、その時に精通したんだわ。
これが俺が思春期を迎えた切っ掛けだったな。俺の初恋ってここ。

 

687:
高校は嫁と違ったから、嫁の積極さはだんだん薄れてきて、俺から嫁にアプローチする度胸もなくてさ。
まだ最初の頃はあっちこっちにデートとか行ってたんだ。
動物園とか、夏祭りとか、微笑ましいやつね。
水族館に行ったときは、嫁がふざけて俺の手をカニに食わせようとしたっけな。
でもどんどん倦怠期になって、高3になるころには時々Hするような仲になってしまってね。
ここで嫁がAに告白されて、俺はフラれてあっさり終了。
胸のうちは苦しかったんだけど、去るもの追わずみたいなカッコつけてたせいで何もできなかったんだ。

そのまま俺はよそに就職、嫁は地元に就職して、ぷっつり切れるもんだと思ってた。
でもそうはならなかった。メールのやり取りはずっと残ってて、その間に成人したり、嫁がAと別れたり、色々あった。
俺はといえば新しい彼女もできず、喪男街道を邁進してたな。

 

688:
東日本大震災があった日、たしか金曜日か月曜日に有給を取って三連休にしてもらった。
それで実家に帰ったんだ。
とにかく寒かったよね。そのせいか嫁は風邪をひいててさ。
俺「帰ってきてるから会おう」
嫁「風邪で寝てるー無理ー」
俺「家にいる?お見舞いもダメ?」
嫁「伝染るよー(笑)マスクしてきてねー」

こんな感じのメールのやり取りしてたところで地震がきたのさ。
もう、俺の家も家具が倒れたりしてさ。本棚やられて足の踏み場なくなったんだわ。
一段落したとき、凄く悪い胸騒ぎがしたんだ。
慌てて嫁の家に走ると、嫁の呻き声が聞こえてきたから、ピンポン押さずに土足で嫁のところへ向かったんだ。
まあ、嫁の呻きは足の指ぶつけて痛がってただけなんだけど。

再会するのは高校以来だったんだけど、懐かしいとかどうとかって空気じゃなくて、とりあえずベッドまでおぶって、頭冷やしてたやつで足を冷やしてあげたのね。
で、とにかく嫁の家のラジオを引っ張り出したのよ。
そしたら例のピロピロ音が聞こえてきて、津波が来るって言うのね。
「え、これ大丈夫だよね?」って俺に念をおしてくる嫁。まだ危機感がなかった。
俺はすぐ逃げることにした。
空気が読めないおかげで、正常性バイアスがかからなかった結果だと思ってる。

 

689:
嫁にすぐ家を出る準備をするよう伝えて、俺家に走りお袋の原付を取ってきた。
あれやこれやとまごつく嫁に強引にヘルメットを被せて、しっかり俺に捕まるよう言い含めて、俺自身はノーヘルで高台へ向かったんだ。
凄く寒かったはずなのに、その時は何も感じなかった。嫁の胸が背中に当たるとか、そういうのも全く。
ただ、嫁が落ちないかだけが心配だった。
2ケツは初めてなのにできたのは、火事場のバカ力なんだろうな。二度とできるとは思えない。

少し離れた高台には少し人が集まっててさ。みんな海の方を見てるんだ。
俺はそこで始めて嫁が寒そうにしてることに気が付いて、俺の上着を嫁に着せた。
嫁は家族の心配を訴えながら震えてた。暖めることも兼ねて、ずっと後ろから嫁を抱き締めてた。
一人が津波きた!と叫ぶと、やがて堤防のところからしぶきが上がった。
それからの時間は生きた心地がしなかったよ。
ほんとうに幸いだったんだが、震源から離れてたので、津波の被害はほとんどなかったよ。

それで暗くなる前、もう大丈夫だろうと嫁と二人で歩いて帰ったんだ。
原付を押す俺に、「これで三回目だね」って嫁が言ってた。
嫁を家に送ると、嫁の家族は全員揃っててさ。お大事にって声をかけて、俺は家に帰った。
あとは片付けしてる間に俺の家族も帰ってきたな。

 

690:
で、デリケートな話題なので経緯等割愛するが、嫁は俺の部屋に自主避難することに。
吊り橋効果という奴なのだろうか、ニブチンな俺で分かるぐらい誘ってくるんだわ。
同棲じゃねーと言い聞かせて半年我慢した。嫁とは昔さんざんしてたから耐えられたのもあるかも。

そしたらこっちに来るときに始めたパートを時短するようになって、兼業主婦みたいになった。
それまで飯は俺が作ってたんだが、はっきり言ってテキトー飯の俺とじゃ勝負にならんかった。
嫁の飯なんか食ったことなかったしこれで俺が陥落して、告白したら結婚じゃないとヤダと言う。
しょうがないので指輪の箱をパカってするベッタベタなプロポーズ。成功。
晴れて婚約者になって、ここで身体の関係も復活した。

 

691:
なんで先に修羅場というか痛々しい武勇伝というか俺のマジキチエピソードを事細かく書いたかというと。

こっから本題。俺の人生の最大の修羅場は結婚前に訪れた。

これ読んでる人の娘が俺みたいな人間を結婚したいんですと連れてきたらどう思う? ふざけんな!ってなるだろ?
元カレとはいえご近所さんで、震災の時助けてくれたから自主避難先として許したわけで、まあ肉体関係まではギリギリ許せたらしいが、そいつに嫁ぐとなると話は全く別だったみたい。
最悪なことに近所で同年の親だから誤魔化しが一切通用しない。
特に嫁母が酷くてね。放置子を託児されてた時からの恨みをここぞとばかりに爆発させてくれた。
それまで俺母と仲良かったんだけどな。いったいどれだけのものを腹に溜め込んでたんだろう。
何度土下座しに行ってもしても話すら聞いてくれないし、俺の家とも喧嘩して地元の噂になったり。
まあはっきり言って嫁両親側の言い分の方が正当だからな。

塩まで撒かれるようになってこりゃダメだと諦めて、やっぱり別れようと嫁を説得するも聞いちゃくれない。 
こっちから両親と絶縁する、どうしても結婚できないなら死ぬから後を追ってほしいとまで言い出した。
というか実際に首を括りかけた。リスカとかじゃなくてガチなやつでビビった。

最終的に俺が折れて、勝手に婚姻届出した。
今度娘が産まれてくるのだが、それでもまるで取り付く島がない。
俺親のおかしさも理解できるようになったので疎遠になってしまった。
結婚してから地元に帰ってない、というか帰れない。
元が人間未満のゴミなので、日々嫁に矯正されながら踏ん張ってる。もうお互い後がないからな。

そんな話。長々とごめんね。
どのスレに投げるか迷うような内容になったけどここに捨てとく。

 

692:
おつかれさま、幸せになってね

 

693:
割れ鍋に綴じ蓋って感じでお似合いの2人なんじゃないかな
末長くお幸せに

 

694:
長すぎて読む気になれないけどどんな話?

 

696:
>>694
ノロケ

 

703:
>>696
www

 

695:
応援する

 

698:
放置子が放置先の子と仲良くなるのってファンタジーだと思ってた
根がいい人だったんだろうね
これからもお幸せに

 

702:
俺の近所には男の糞ガキしかいなかった
まだ独身なのはそのせいだな

 

705:
続きがあるなら専スレ立てて欲しい

 

706:
そんなものないから立てない。
割れ鍋に綴じ蓋なんてとんでもない。

嫁はコムアイを小さくしてムネとオシリを大きくしたような別嬪さんだ。人間変わるもんだな。
いつもほっとする笑顔をしてる。面倒見がとってもいい。考え方が老成してる。手に職もある。ご飯美味しい。夜すごい。
「××ちゃんをたぶらかしやがって!!」
と嫁母がぶちギレるのも分かるぐらい他に男を選べるはずだ。

最大の欠点は男を見る目が本当にない。俺はいつもタイミングが良すぎただけ。
なのに「○○は、私のピンチに必ず現れて救ってくれるんだよ」「ヒーローは普段はダメだから支えてあげなきゃね」 と俺への評価だけがおかしい。
そんな嫁がどうしようもなく好きだから、幸せだけど辛い。
嫁が幸せになれる道を俺が全部奪ってしまった。責任とってひたすら努力してる。

 

707:
父親になるプレッシャーと母親にしてしまって本当に後戻りできなくしてしまうプレッシャーをどこかに吐き出したかった。ごめんね

 

709:
>>707
とても幸せなご夫婦だと思う。
お嫁さんのヒーローはお嫁さんが決める事だからええやん

 

711:
>>707
今日書いた事を絶対に忘れずに、頑張れよ❗

 

713:
>>707
家族が出来るんだから、今後は間違っても他人にキレたりするんじゃないぞ

 

715:
暴力に限らず激情を放出するのはダメだと嫁に教えられたんだ。中2の時だ。遅いよな。
分からないことを嫁に吐露するたび、俺は人間の生き方をすることができるようになった。
その積み重ねで親が毒親で、自分が放置子だったと分かる。こうあってはならないことも。

嫁はただの恋人じゃない。下世話な意味じゃなく男にしてくれた。恋人でない時ですら助けてくれた。
本当にヒーローなのは俺じゃなくて嫁なんだ。

だけど今は嫁を頼れない。親はどちらもあてにならない。義弟にも反対された。
どこにも退路がない。それは嫁も同じだ。今、俺が弱みを見せたら嫁はどうなる。
嫁の支えが必要だ。嫁の前ではヒーローを演じるしかない。
嫁を妊娠させたのは俺だ。二人で望んでしたことなのに、覚悟が足りていなかった。
寝る前はプレッシャーで潰されそうになる。というか、ろくに寝れない。
それでも、つわりでメロンしか食えなくなった時より、嫁は格段に元気になった。笑顔に無理がなくなった。
また嫁に救われはじめた。最近はっきりそこにいると分かるようになった娘にもだ。

結婚前の日々と違って、出口が見えないわけではない。だからこれは修羅場なんかじゃない。
代わりにここで吐き出させてもらった。こんな情けないこと、現実では誰にも話せない。
これで最後にする。長文で長々と占有してすまない。励ましてくれてありがとう。

 

720:
>>715
嫁を大事することだけは忘れるなよ

 

719:
毒親持ちが子供作ると大変だな
倒れないように気を付けろよ

 

引用元::http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/kankon/1539309349/



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