【不気味すぎ】友人「上級コースで見た」俺「ずっと初級コースで滑ってた」→友人「?」俺「???」

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大学サークルのスキー合宿に参加した投稿主は、スキー初心者だが上達が早かった為に仲間と離れて一人で滑っていた。
しかし、集合場所に行っても宿に戻っても、何故か誰もいない。
不思議に思ってスキー場に戻ったところ、仲間はいたが思いもよらない事を言われて───



大学1年のとき、サークルでスキー合宿に行った時の話。

それまでスキーなんてやったことなかったんでウェアとか持ってなかった俺は、スキーパンツだけ調達して上着は手持ちのN-3Bで済ませた。
(参考までにN-3B:https://mens.tasclap.jp/a3439
カネがなかったのも事実なんだが、当時の俺はスキー板だけならまだしもスキーウェアまでスキー場でレンタルできるのを知らかった

だから当日スキー場に行っても浮きまくってた。
ちょっと見た限り俺のような恰好したやつは一人もいなかった。
できる限り手持ちの衣類を活かしてボーダー風に見せかけようとしたがどうにもうまくいかなかった。


で、最終日の夜、みんなで最後にナイトスキーに行こうってことになった。
滑れる連中は中級コースに行って、俺は初心者連中と初級コースに行ったんだが、幸いなことに俺は覚えるのが早く、
ボーゲンではあるがそれなりに速く滑れるようになっていたため、仲間を置いて一人で滑っていた。

で、集合時間が来たんで待ち合わせ場所のゴンドラ乗り場に行ったんだが、だぁれもこない。
30分待ったけどだぁれも来ない。
初心者連中を置いて一人で滑ってたからみんなを怒らせて先に宿に帰られちゃったのかなと思って宿に戻った。
スキー中に無くすの嫌だったんでケータイとかは宿において来てたんで、そうするしかなかった

で、宿に戻ってみてもだぁれもいない。
一度着替えちゃったんで面倒だったが、さすがにこれはおかしいぞと思って慌ててスキー場に戻ると、待ち合わせのゴンドラ乗り場で「お前どこに行ってたんだ」ってみんなに詰め寄られた
「お前ひとりで上級者コースに行っちまってなかなか帰ってこないからスキー場の人に話してレスキューがお前探しに行ってくれたんだぞ」
俺はすぐには事態を呑み込めなかったが、みんなの話を総合すると、どうもこういうことらしかった

初心者連中と俺がはぐれてしばらくたったころ、上級者コースで同じ格好したやつが危なっかしい直滑降で滑っていくのを中級者コース組が見たそうだ。
その直後、初心者組が俺とはぐれたとか言って中級者コースに来て合流した
「あんな阿呆な恰好をしたやつは他にはいない」
「あいつ調子に乗ってあんなとこ行きやがって」
サークルの中でもうまい方の先輩が何人か俺を連れ戻しに行ったが、何度周回しても俺の姿が見当たらない。
事情をレスキューに話して、レスキューがこれから廻ってくれるとのことだった
いくら俺が初心者コースで一人でボーゲンしてたといっても誰も信じてくれなかった。

そのうちレスキューの人たちが僕らのところにやってきた
「え、この人?合流できたのか、良かった。君か、駄目だぞ、一人で上級コースなんて皆を心配させるから。
ところで、本当に君今回が初めてか?何度か見かけたんだけどなかなか追いつけなかったよ。
で、さっきまで滑ってたのになんでもう着替えてるの?」

俺の頭は混乱した。
このレスキューさんの話を聞くとこの人も上級コースで、確かにN-3Bを着た背丈のよく似た男を見かけて追跡したのだが、レスキューさんも追いつけなかったらしい。
ひょっとしたら合流しているかもと思って待ち合わせ場所まで戻ってくれたがそこで着替えを済ませた行方不明のはずの俺を見て、ちょっと混乱していた

手の込んだドッキリを疑った。
しかしいくらドッキリったって寒いスキー場で夜中に残ってレスキューまで手を回すか?どうにも不自然だった
繰り返すがスキー場では板だけじゃなくてウェアもレンタルしてくれていた。
俺は予算に限りもあったが帰りにちょっと値の張る地酒を買って帰るつもりだったのでみっともないのを承知でN-3Bで済ませた。
でも予算にあとちょっと余裕があるか地酒を買うのをあきらめれば十分ウェアのレンタル代には手が届いた。
だから正直、ナイトスキーで上級者コースを滑れるほどの腕前の奴がN-3Bでスキーをするのがどうにも不自然だった。
それだけのキャリアがあればウェアなんて買うなりレンタルするなりするだろう?

俺一人納得いかないまま、結局俺の若さゆえの暴走、てことで話はついた。
レスキューの詰め所まで行って頭をさげ、みんなに謝って合宿は終わった。
その後何度かサークルのメンツでスキーにいったが、1シーズンに一回行ければいい方だったので結局そんなにうまくならなかった。
行くたびに「あの時のお前はどーしたんだw」ってからかわれるが、それは俺じゃねぇっていくら言ってもそれはそれで聞き入れてもらえなかった


その頃はオカルトに興味がなかったので知らなかったが、その後それはドッペルゲンガーって奴だってことを知った。
見たら死ぬっていうアレだ


そういえば大学に入ったあたりから俺が今まで行ったことのない場所で俺を見た、って話しを何度か聞いた。
初めて入ったレンタルビデオ屋で会員証を作ろうと思ったらすでに同姓同名で誕生日まで同じ奴が会員だったり、通学で使わないはずの路線で俺を何度も見たとか言われたこともあった。
出たことのないテレビ番組に出てませんでしたかって言われたこともある。
別に芸能人の誰かに極端に似ているわけでもないし、どちらかというと醤油顔で凹凸の少ないのっぺりとしたうりざね顔だ。
まぁどこにでもいるっちゃいるような特徴がないのが特徴みたいな顔なんだが、それだけに似た人を見たよってならともかく、俺本人だって見た人が決めつけるくらいの奴がうろうろしてるってのが不気味だった。


実はつい最近の事なんだが、グーグルマップで自分の行動履歴を追うことができるのでたまに見ることがあるのだけど、近所のイオンで映画を見ていたはずの時間帯に俺は隣の県まで行っていた履歴が残っていたこともある。
もちろん、その時間はスマホの電源は切ってカバンにしまって映画館にいたのだ


幸いなことに俺はまだそのそっくりさんを見たことがないが、いつか出会いそうでちょっと怖い。



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