【心霊スポット】神奈川県の「材木座海岸」での恐怖体験以降、妻は海を嫌うようになった

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投稿主の妻は海や湖を極端に嫌っており、その原因は幼い頃に体験した恐ろしい出来事だという。
神奈川県の心霊スポットとしても有名な「材木座海岸」での恐怖体験とは───!?



私の家内が海を怖がる理由は、子供の頃の恐怖体験が原因なのです。

鎌倉の材木座海岸って名前は聞いたことがある方も多いと思います。
鶴岡八幡宮から真っ直ぐに延びる参道を歩いていくと相模湾の海岸に出ますが、その左手側(葉山の方向)が材木座海岸で夏は海水浴場にもなります。
右手には江ノ島が見え、その後には丹沢山系と富士山の見事に美しい風景を楽しむことができます。


今回は家内から何度も何度も聞かされ続けてきた話を書きます。
私(徳さん)は有明海沿岸で育ち、海が好きで、玄海灘で泳いだこともあり、泳ぎにはかなりの自信があります。
でも、家内は海や湖が大嫌いで、遠くから景色を眺めることはあっても、海岸や湖岸に立って真近に水を見るのを極端に怖がるのです。

「真白き富士の峰、緑の江ノ島♪」という歌が昔ありました。
逗子の高校生たちがボートに乗っていて転覆し、帰らぬ人となったのを悼んで作られた歌だと聞いていますが、
逗子から鎌倉、江ノ島に至る相模湾の海岸では、昔から多くの人が溺れて死んでいて、鎌倉時代などには多くの戦もあり、大勢の侍がこの付近で殺害されている歴史もあります。
北条時宗が元の使節の首を切ったのもこの付近の海岸でしたね。
その中に、材木座という地名があり、そこの海岸は材木座海岸と呼ばれています。
(正式な謂われではないかも知れませんが)

家内が伝え聞いているところによると、その付近は相模湾全体から見れば、北東の奥にあたり、潮の流れの関係で、木材など漂流物が流れ着く場所だったからそう呼ばれてきたとのことです。
当然、相模湾で遭難した人、入水自殺をした人の死体も、ここを捜せば見つかると言われてきたようです。
よく考えれば、不気味な海岸なのですが
古都鎌倉、逗子・葉山という連想から美しい湘南海岸として知られていますね。


小学生の時、横浜に済んでいた家内の家族は父親の会社の人たちと、よくこの付近の海岸に海水浴に行っていたのですが、
ある夏のことでした。

泳ぎはそう上手いわけでもないので、胸辺りまでの水位の場所に立って
泳ぎの気分を楽しんでいた家内はいきなり誰かにぐっと両足を引っ張られたのです。
あわてて振りほどこうとしたのですが、水の中の手は下方に(砂底に)引きづり込むように
引っ張り続けたのです。
「助けて!」と叫びながら足を蹴ってやっと足を掴んだ手を振りほどき、誰がイタヅラしたんだろうと周りを注意深く眺め回したのですが、
周囲に誰もいないし、水の中から浮き上がって顔を出す者の姿はなかったのです。

その後、テレビや雑誌でこの海岸で撮られたという怖い写真が話題になりましたが、
泳いでいる人の周囲に沢山の人の顔が写っていて、水死者の霊が泳いでいる人を海底に引きづり込むので、この海岸で浅い場所にも係わらず溺れ死ぬ人が多いと言われています。


この出来事の後、家内は海を怖がるようになったそうで、釣り好きの私は少々困っています。
「海の底に冷たい水の塊が流れてきて、誰かが足を掴んだように錯覚したんじゃないの?」と私が言うと
「そんなもんじゃないのよ。確実に人間の、それもとても冷たい手が私の足を掴んだのよ。あの感触は今でも忘れていないわよ。」と家内の猛反発にあうのです。


そういえば、幽霊スポットでよく話題になる葉山の幽霊トンネルもここからすぐの所にありますね。
三浦半島の城ヶ島方面に釣りに行く時は、まだ暗い時刻に葉山トンネルを通って船宿へ向かうのですが、あのトンネルはそう思わないようにしようと思っていても実際に通り抜ける時はぞうっとしますね。

湘南海岸へ海水浴に出かけたいと思っている皆さん、ご注意を。



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