「大きな木には神様が宿っている」←これを信じるきっかけになったゾッとする出来事

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投稿主が小学生だった頃の話。
Yちゃんという友達の家は豪邸で、ロフトがあったり庭を高い木が取り囲んでいる等の事から
投稿主は家に「木」のイメージを持っていた。
それは4月に建てた新築だったが、その年の7月から何故かYちゃんが学校を休みがちになり───



結構有名らしいから知ってる人もいると思うけど、東京の西の方にある神道系の宗教に、小さい頃からお世話になっている。
別にすごく信じてるわけじゃないんだけど、亡くなった祖父が存命中からお世話になってたのと、
所謂宗教みたいにお金を要求されない、みていただいたら志程度を自主的に包めばいいって感じが合っていて、
今でも数年に一度くらい、何か気になることがあればアドバイス程度のつもりでききにいく、って感じでお付き合いさせていただいている。

小さい頃は毎年元旦には親戚で集まって、初詣みたいにして行っていた。
元旦には参拝者も多いから、みんなを列にして入れて、講堂が埋まると、そこの一番偉い神職さんみたいな人(先生と呼んでる)のお話を聞いて、そのあとまとめて軽くお祓いしてもらう。
そのお話も、こう言っちゃなんだけど、大した話じゃない。
社会が暗いから気をつけろとか、時事問題を交えつつ、すごく当たり障りのない常識的なことを話す。
宗教て感じが微塵もなくて、校長先生かって感じ。

でも自分が小学校3年生の元旦に、先生が珍しくオカルトっぽいことを言った。
「今年は大きな木を切ってはいけない」って。
珍しいなと思ったから今でも覚えてる。
でもその時は子供だし、すぐ忘れてしまった。

4月になってクラスが変わった。
新しく知り合った友達にYちゃんて子がいた。
Yちゃんの家はその年新しく建てた家で、今思い出すと豪邸って表現が合うようなすごい家だった。
20年ぐらい前のその当時にロフトがあって、階段が2箇所、リビングは広くて吹き抜けで、マンションに住んだことしかない自分は憧れた。
庭はあまり広くなかったように思うけど、高い木が取り囲むように立つ雰囲気がヨーロッパのお城とかみたいでかっこいいと思った。
なんでもお父さんが建築士?か何かで、自分で土地から設計したらしい。

1回か2回か遊びに行かせてもらって、7月頃からYちゃんが学校を休みがちになった。
新学期には全く学校に来なくなっていた。
膠原病で入院したらしい。
それまで普通に元気な子だったし、周りに入院した人なんていたことがなかったからびっくりした。
みんなで千羽鶴を折ろうってクラスでやって、2週間も経たないうちに亡くなったって報せが届いた。

クラスでお葬式に行った。
リビングに祭壇があって、その上のロフトにクラスで座りながら式を見ていた。
窓からは木の緑がたくさん見えて、そんな時なのに、ああ、このお家はほんとに木に囲まれてるんだと思った。
その週のうちにご両親がクラスに来て、Yちゃんが亡くなった時のこととか、忘れないであげてねってお話をしに来てくれた。
お父さんは子供の目から見ても立派で、気丈に凛としていた。

でもそれから1ヶ月しないうちに、お父さんが心臓発作で突然亡くなったと聞いた。
事務所から帰ってこないので見に行ったら、Yちゃんの写真を前にして机に倒れるように亡くなっていたそうだ。
話を聞いたとき、高い木に取り囲まれるようにして建っていたYちゃんの家の佇まいが浮かんで、背筋が寒くなった。
家を建てる時にきっと大きな木を何本か切ったんじゃないかと思った。
残されたお母さんと弟はどうなったのか分からない。
建ってから1年も経ってない家を売って引っ越したと聞いた。

他にも大きな木を切った後で何人か人が亡くなったのを見たことがあるけど、それはまた別の話。



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