【友人は寺の孫③】友人が葬儀屋やブラック企業に勤めていた時の怖い体験を紹介する

恐怖 1件
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寺の住職を祖父に持つ友人Aに関わる怖い話、第3弾です。
今回は投稿主がAから聞いた話がいくつか紹介されています。
どれもオカルト好きには堪らなく面白い内容です!


25:
さてここから、どこに投稿したらいいのかわからなかった話です。
長々とごめん。

Aには、ばーさんとノックくんの話を投稿した後のタイミングで、オカ板に投稿したことを暴露しました。
「俺は今それどころじゃないんだよなあ」との事で、マジでそれどころではないらしく、別に怒られなかった。

そして、前のスレで「Aはホモなのでは?」という疑惑が浮上していたので、本人に確認とりました。
ええ、俺は馬鹿なので…確認取っちゃうんですよ……

 

27:
解答としては、Aはホモじゃないそうです。
ただし今、ストーカーをされていて、女性不信にはなりそうだとの事。
いまそれどころじゃないっていう案件が、それです、はい。
なんであいつ、聞かないと近状報告しないのかなあ……なんか変わったことあった?は俺的に禁句だというのに……

大まかに言っても、ポエムを書いた画用紙(なぜか四方を炙られている)が届いたり、
某結婚雑誌がオススメの式場に丸がつけられた状態でポストにダイレクトアタックされてたり、
ご近所さんに蕎麦を持って「Aさんと結婚することになりました」とか挨拶回りをされたりしてる状態らしい……。
もはやそっちの方がこわい。

生きたままAにつきまとってくる相手の話は、初めて聞きました。
Aのメンタルが心配でしたが、歴戦の将といわんばかりに「法律が適用されるのマジで最高!」「豚箱送りにしてやるぜ!!証拠はなァ!!揃ってんだよォ!!!」と言っていました。

 

28:
いまは禁酒しているらしいのですが、ストーカーの話になると素面でこれです。
法で裁ける時点でこれまでの中で彼女は最弱なのかもしれませんが、
時は20XX年、世界は核の炎に包まれた!みたいな感じすらあります。
ちなみにノックくんは一応まだ健在で、ノックされるたびにストーカーの愚痴をきいてもらっており、もはや可愛く思えてきたそうです。

犬か猫を飼うべきだとアドバイスはしましたが、ストーカーがいるため、ペットが危害加えられたらたまったもんじゃないので、その心配のないノックくんで充分らしいです。

確かに、とその時は納得してしまいましたが、今考えると、あいつ何言ってんだろうな……。
警察も大事だけど、病院にも行った方がいいんじゃないかな……

 

29:
で、話が逸れましたが、Aが上記のテンションで許可をくれたので、ここからは、Aからの伝聞を俺が思い出しながら投稿します。

友人がそんな状態なのに呑気に投稿してんじゃねーよ、と不快になる人もいるかもしれないとは思いましたが、あの一件の結果が今やAの心の癒しになっていることが判明したので、その報告がてらと思って……

あと、新幹線で3時間離れてる俺がAに出来ること、ねえなって……
そもそもうちに避難する気はさらさらないみたいだし、あいつもう、警察が動くの秒読みで待ってる状態だし……
俺より、ノックくんの方がよほど癒されるらしいし……

 

31:
Aの経験した、ちょっと変わった出来事。
俺が経験したやつじゃないから、どんな状況とかも詳しく書けないんだけど、ちょこちょこと、Aのおじいちゃんの話も合わせて9個くらい。
わりと数あったなぁと思いました。
お中元のハム感覚で、大したものはないけど、短いのの詰め合わせセットかなんかだと思ってください。
Aが日常のちょっとした雑談的な感じで話してきたものだから、こわくないのかもしれない…


そもそもAは転職がめちゃくちゃ多い。
Aが初めて就職したのは葬儀屋だった。
俺は、寺を継ぐための勉強かなとそのときは思ってた。
けど、寺を継ぐ気持ちは全くなく、ただの興味本位で仕事を決めているようです。
俺が知ってるだけでも4回は転職してる。

そして今回のストーカー被害でまた辞めたらしいので、今、Aは無職……。
就職中に資格取ってたり、ブラック会社以外は円満退職もしてるし、仕事は出来る奴っぽいのに、面白いことがないと辞めてしまうのは本当にもったいないと思う。
もはや転職のプロ。いま無職だけど。

で、Aの話は大体が職場の出来事です。

 

35:

火葬場からそのまま直接、ご遺族から焼きたてほやほやの遺骨を預かることになった。

嫁姑仲が非常に悪かったようで、姑の骨を49日も家に置いておきたくない、が理由。
旦那が写真を、嫁が遺骨を持ってAの職場まで来たみたいだけど、嫁はめちゃくちゃ嫌そうな顔をしていたらしい。
石材店と葬儀屋を兼ねてて、埋葬もAのところで執り行うこともあったから、預かること自体は割と珍しくはなかったそうだ。

そして、先輩が嫁から骨壷を渡された瞬間、先輩の手首につけてた数珠がパーンと音を立てて弾け飛んだ。
嫁は真っ青になった。
先輩は真顔で「まあ、よくあることです」とかいう意味のわからないフォローをかました。
後ろに控えて立っていたAと上司は、そのフォローがツボに入ってしまい、笑うのを堪えるのに必死すぎてしばらく喋る事も出来ずに俯いていたらしい。

その後、弾け飛んだ数珠を拾い集めるのが難航し、残業したとのことだった。

Aはリアル脱出ゲームが好きなので、その経験が活きたとドヤってました。

 

36:

Aの勤めていたところでは、木の根元に埋葬する、自然葬というのもやっていた。
その場合、土に還りやすいように(雨とかで骨がむき出しになっても困るってのも理由みたいで)粉骨するらしい。

ただし、Aは上司が買って来た2980円のジューサー(フードプロセッサーかもしれないけど、バナナジュースとか作るやつって言ってた)で砕いていた。

その話を聞いたとき、俺は思わず、なんて???と聞き返したが、他はどうか知らないけど、とりあえずその職場はそうだったらしい。
金属の刃のやつじゃないとすぐダメになるだとか、蓋を開けた時にブワッと粉が舞うからマスクしてないとヤバイとか。
そんなコツは普通の人生で全く必要ないし、なんつーバチ当たりなことしてんだと思ってAの正気を疑ったけど、Aは多分元々頭がおかしいんだろうなという結果に俺的には落ち着いた。


そして、とある遺骨の大腿骨が立派かつ長すぎてジューサーに入らなかっため、Aはチューペットみたいにへし折ってから突っ込み、粉にした。
その作業のあと、休憩しに出た先輩が階段を踏み外して足の骨を折った。
上司とAは、先輩を車で病院に送りながら、なんでAじゃなくてお前がひっかぶってんだよとクソほど笑ってしまい、先輩にめちゃくちゃ怒られたらしい。

 

39:
3
Aの職場は、まあ当然なんだろうけど、葬儀まで御遺体を預かることもあった。
夏場は混むというか、葬儀の予定も取りにくいし、ドライアイスじゃ太刀打ちできないからお預かり件数も多いらしい。

遺体安置の冷蔵庫に、とある仏さんを納めていた期間、中の確認をするたびに、御遺体を入れる袋(その仏さんはちょっと特殊で、掃除が大変になるから袋に入れていたらしい)のチャックが毎回半分くらい開いてた。

「死んだことを理解出来てないんじゃないか。ドッキリを仕掛けてみよう」という上司の発想によって、チャックが開くところ(頭の方)に鏡を設置して、開けたら自分とご対面!のようにしたら、勝手に開くことがなくなった。

葬儀も滞りなく普通に終わったらしい。

Aは「ドッキリという発想は流石に俺にはなかった」という感想を俺に伝えた。

 

40:
4
事務所がプレハブだったらしく、退勤時はお客様用の表のドアを中から施錠して、ロールカーテンを閉めて、裏口から出るという方法を取っていた。


ある日、Aはロールカーテンを閉める間際にドアの向こう側に誰かが立っていることに気付いた。
しかしAは悪い奴ではないのだが、
『はい閉店でーす、また明日来てくださーい』
の気持ちで、先輩にバレないようにと、容赦なくとっとと閉めた。

その直後に上司に「お前今何した?!?」と怒鳴られて、やべえバレたと焦ったところ、「今なんか入れただろ」と指摘された。
先輩も顔を真っ青にしながら、「男の人、入ってきましたよね?」とか言ってる。
「黄色いジャケットの、こんくらいの背の…?」と確認を取ると、全員全く同じ男性を目撃していた。

Aがロールカーテンを閉めた瞬間に、入ってきたらしい。

「よしタバコ吸って塩撒くぞ」
との上司のお達しで、タバコを吸いながら撒いた塩を掃除機で吸い、ゴミ捨て場に掃除機のフィルターを捨てて帰ることにした。
「それでは本日は解散!明日は燃えるゴミの日!」
と、そんだけで解散したし、その後特に目撃情報もなかった。

 

42:
5
Aがブラック企業に勤めていた頃、ブラインドシャッターがずっと降りていた窓があったらしい。
別に日光が差し込む位置ではなく、古株以外はその由来も知らなかった。

なんのきっかけか、古株から、そこを人影が通るから閉めていると聞き、社畜の連日に及ぶ残業ハイなテンションで、先輩達と開けっ放しで仕事をすることになった。
確かに、ふとそちらを見るたびに人影のようなものが通るのを、複数名が目撃した。

そこから、センサーは幽霊にも反応すんのかな、という先輩の素朴な疑問が発生し、通過すると明かりがつく仕掛けを窓の外に施して、フロアの電気を消して待機することにしたらしい。
わざわざ電気屋に買いに行くという、意味のわからないポテンシャルの高さ。
帰った方がマシなはずなのに、複数名が自主的に残業したというのだから、もはや正気を疑う。

仕事もせずにみんなで待ち構えていたところ、明かりがついたのが確認された。
人影はうつらなかったようだけど。
ベランダのように歩けるようなスペースもない、壁に付いている二階の窓である。
先輩が何故か、フロアの電気を付け直してから、そのブラインド越しの誰かにカニさんや白鳥の影遊びを披露したらしいが、窓バンされた。
「文句あんのか?!白鳥出来る俺の方がクオリティが高い、出直せ!」
「確かに先輩の影遊びのクオリティは高い」
「それくらいやってくれないと、こっちも構ってやれるほど暇じゃない」
と全員でやんややんやしたところ、パッタリと止んだ。

社畜は仕事しすぎで多分頭がおかしくなっているんだと思った。

 

44:
余談だけど、俺が帰省したタイミングで、葬儀屋時代の上司とたまたま飲みの予定があったAが、俺も同席させてくれたことがある。
確認をとっても、視点が違うだけの、ほぼ同じ話をされた。
上司さんは葬儀屋をずっと続けているから、そういう事にはA以上に巻き込まれてるらしい。

ジューサーといい、ドッキリといい、不謹慎すぎて祟られたりしないんですか、ときいたが、多分感覚が違うのだと言われた。
そもそも不謹慎という線引きは誰がするものなのかと。
誠意は持っているし、Aも数珠事件の骨壷は毎日磨きながら埋葬に備えていたらしいと知った。
もし霊がいるのだとすれば、怯えたり気味悪がることの方がよほど失礼じゃないかと。
お前は自分の人生を赤の他人に可哀想だと言われたいのか、ただそこにいるだけなのに嫌悪されたいのか、と。

上司さんは「霊の存在の有無とかはわからない。霊感なんてものも自分にはない。ただ、起こってしまったなら、その時ソレはいるんだろう」というタイプだった。
Aよりやや肯定派。
そして、相手によっては、可哀想だとか、同情したら付け込まれるから絶対にやめろ、とも。
下手に怯えれば、相手は自分を格下と認識して何してくるかわからないから、フラットに接するべきだと忠告された。

確かに人間関係でもそれはそうだ。

そして思い返してみても、Aから、こわかった、とか、同情したという話は聞いたことがなかった。
そういう感覚だからAは日常会話の一環としてぶっ込んでくるんだなって、いま、思い出しながら書いてて、なんとなくわかった気がする。

まあノックくんとは仲良くなってるみたいだけど。

あと、その話聞いても俺のビビリは治らなかった。
普通に無理です。

 

63:
Aの祖父の話です。

俺がいちいちビビってた話なんかしてたらこのスレ埋められるわ……。
なんせ物陰から自分の子供が突然現れただけで心臓キュッてする。

 

68:
Aの祖父は、結局孫たちが誰も継いでくれないので、弟子?に寺を譲ったらしい。

その後、既に祖母も亡くなっていたこともあり、アパートで一人暮らしを始めた。
一人暮らしの祖父の様子を見に、Aは度々、職場の近くだからと顔を見せていたようだ。
Aが家事出来るのは、多分それが理由なんだろう。

ただ、Aが、熱はないのにめちゃくちゃ具合が悪い時期が1ヶ月くらいあって、でもじいちゃんが寂しがってるだろうからと、無理して会いに行った。
Aは出会い頭に「なんで今まで来なかった!」と怒鳴りつけられ、祖父に背中を思い切り叩かれた瞬間、全身の不調が吹き飛んだ。
「いまの何???お祓い?俺なんか憑いてた?つーかじいちゃんそんなこと出来るの?」とAがきいても、祖父は、マッサージで血流が良くなったと言い張ったらしい。

もうそこらへんでAの性格がどこからきたのかがわかる感じしかない。
血は争えない。

 

70:
そしてその祖父がボケ始めた。

Aは介護の資格も持ってるんだけど、じいちゃんが理由なのかもしれない。
そこから、祖父は理性のタガが外れてしまったのか、それまで全く語らなかった物騒な出来事のこととかを何の気なしに話すようになってしまったらしい。

 

71:
Aの祖父の話1

家族が突然いなくなり、放置されて長い家があるが、親戚がいい加減取り壊して新しく家を建てようと立ち入ったところ、子供の足音がしたり誰かに触られたり、押入れが揺れたりと、怪奇現象のオンパレードだった。

たまたま近所に住んでいた祖父にお祓いの依頼があったが、祖父はそんな力はないけど気休めになるならと、その家に一緒に立ち入った。
やはり怪奇現象は発生した。

そこで、なにを感じたのか、庭に行き、ナタを片手に荒れ放題の草木をバサバサと切り倒して出てきたのは、井戸だった。
子供部屋に置いてあった人形を掴んで、おもむろにそこに投げ入れてから「警察を呼んでくれ」と。
警察を呼び、井戸の内部を調べたところ、子供の白骨死体が発見された。

他の家族がどこにいるのかは全くの不明。
しかしそれから、怪奇現象はピタリと止んだらしい。

 

177:
元スレから追いかけてきています。
読みやすくておもしろかった。
>>71はなんのために人形を井戸に投げてから警察を呼んだのでしょうか。
ただ単に、子供の霊のオモチャとしてなのかな。
意味はないのかもしれないけど気になりますw

 

72:
Aの祖父の話2

近所の家で、よく祖父が雨漏りを直しに行く家があった。

しかし、瓦を新調しても雨漏りがどうしても一箇所だけ収まらない。
おもむろに祖父が畳を外すと、当たり前ながら、湿気でダメになりかけたベニヤ板があった。
それも外した。

すると、手桶のようなものが床下にあることが判明した。
ぴったりと、まるで組み木細工のように蓋がされていたが、それを開けると、カサカサに乾燥しきった子供のミイラのようなものが入っていた。
そこに住んでいる人も全く覚えがないという。

仕方ないので供養をしたら、雨漏りが直った。

 

74:
Aの祖父の話3

「おお、今日か。わかった、すぐに始める」
などと突然言い出し、おもむろに仏壇の前で、全く知らない人の回忌法要のお経を上げ始める。

 

76:
こんな感じです。
祖父の話は、家族も聞いてはいるらしいし、Aの母親もそんな話を昔近所の人から言われたことがあったらしい。
Aから聞くと、Aの性格的な問題で、俺は本当だろうなって思っちゃうけど、どうなんだろう。

数的には、Aが引き寄せてんじゃないかってくらいの経験数だけど、これは職業によるものなのかもしれない。
Aからきいたのは、ほとんどが葬儀屋の時。
俺は普通の会社員で、本当に良かったなと思いました。

なんか、アホみたいなやりとり晒してるだけなんじゃないかって気がしなくもないんですが、これで終わりです。

長々と、ここまで読んでくれた人がいるなら、本当にありがとう。
このあとは、予告通り、実体験とか伝聞でも、怖かったけどどこに投稿したらいいんだ?みたいな話を投稿するのに使ってください。

 

79:
俺の話は実話だと思わなくてもいいし、なんとなくの暇つぶしとしてくれればなによりです。
作り話だと言ってもらえるなら、俺は逆に多分賢いことになるので、それはそれでいいなと思います。

フェイクもあるから、俺のこともAのことも、Aがいま無職のこととか大分書いちゃってるけど、信じる必要は特にないです。

なんせ『幽霊とかは信じていない。ただ、起こってしまったならば仕方がない。その人がそうだと思ったなら、そうなんじゃない?』という友人Aと、それを真に受けている俺の話なので。

 

94:
面白かったと言っていいのかわからんが一気に読んじゃった
おつです!

 

111:
>>94
長かったろうに、ありがとう!
読みにくいところもあっただろうけど、面白かったと思ってもらえたなら嬉しい。

 

117:
スレ立てありがとう
面白い話ばかりで夢中で読ませてもらってる

また何かあったらどんどん投下してくれw

 



コメント

  1. 1
    名無しのオカルター:

    面白かった。
    お祖父さんは本物の能力者ですな。
    遺伝してるし。

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