【鏡にまつわる怖い話】今思うとゴミ捨て場の姿見を拾ってからおかしくなっていった…

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投稿主がアパート付近のゴミ捨て場で姿見を拾った日から、異変は始まった。
一つひとつは本人にとっては小さな事だったようだが、ある日の夜、ついに鏡を捨てる事を決断させる程の恐ろしい出来事が起こり───



 20年近く前に俺が体験した鏡についての凄く凄く嫌な話。

 大学受かって上京して、三鷹台って井の頭線のマイナーな駅から徒歩10分くらいのアパートに引っ越しする事になった。私大だし親に結構無理させてたからテレビと洗濯機以外は駅の近くのセブンのはす向いの中古屋で揃えた。
 服飾系だったから全身が見える姿見が欲しかったんだけど、お金が無くてプラスチックの500円くらいのちっちゃい鏡しか持ってなくてね。
 で、入学して新歓やらなんやら一段落ついた頃、アパート近くのゴミ捨て場に白い木枠の姿見が捨ててあったんだよ。

 今思うと鏡を拾った日の夜からどんどんおかしくなっていった。

 ギターとアンプを繋いで電源入れたらシールドの先からボワッと火が出たり、自称霊感が強いって言ってた女の友達がウチのドアを開けて玄関に入った瞬間ゲェーって吐いたり。朝起きたら鏡にコガネ虫?的な虫が数十匹びっしりくっついてたり。
 でもまぁ性格もあるのか大して気にしてなかった。



 鏡を拾ってから2週間くらいして、大学で「最近更に痩せた?」って言われる事が数回あって、人んちにお邪魔したした時に体重計に乗ったら52,5kgだった。身長182cmで・・・・
 体重計った翌日に一人で家に居たら、部屋の電気がチカチカしだして切れてしまって、真っ暗は嫌だから豆電球にしてテレビ付けてた。どうしてその時ピーコックなりコンビニなりに電球買いに行かなかったかな、と今でも思う。



 11時頃シャワーを浴びて部屋に戻って、ドライヤー掛けながら鏡を覗いたら、真っ青な顔したガリッガリに痩せた大きな女の顔が、俺に張り付くように写ってるんだよ。
 最初、遠近感がおかしくてなんだかよくわからなかった。オレンジ色豆電球の下でこんな青い顔になる?とか変な疑問が頭に浮かんだ。



 その顔は顔しか無くて俺の顔の倍くらいの大きさ。顔は浮かんでる。というよりは俺の肩にひっ付いている。
 げっそり痩せこけた青い顔半分が鏡越しに俺を睨みつけててる。
「なんだこれ!!!????」って思ってパニックになってたら、その大きな顔が俺の耳元でボソッと「お前も刺し 殺 してやろうか」って言って、俺は多分気絶した。



 朝方6時過ぎに目が覚めて取りあえず思い当たる節が鏡しかないからすぐに捨てようと思ってゴミ置き場まで鏡を持って行った。
 鏡面に自分が映りたくないから裏側にしてゴミ置き場に持って行って、ふと裏側にガチガチに貼付けてあるガムテープが気になった。何かあるのか?と。割と朝のいい時間だったから、まわりに犬の散歩の人とか歩いていて、「もう朝だし大丈夫じゃん。」と思った事を覚えてる。



 で、びっしり貼ってあるガムテを剥がして押さえてある木枠をどかしてた瞬間、女の金切り声のようなピヤィーーーーみたいな音がして耳がキーンとなって目眩がした。
 で、鏡と木枠の間には、柄の無い長くて薄い刃物と黒い髪の毛が一束挟んであった。



 当時、近隣でそれ系の事件があったか調べたけど、該当するような事件は見つからなかった。というか意味が分からなくて探しようが無かった。
 なんで俺がそんな目にあったかも見当が付かない。

 荒唐無稽な話だけど実際に俺にそんな事があったんだよ。



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