【心霊ちょっといい話】警察官で交番勤務していた時の不思議体験

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243:
少し不思議な話をさせてください

これは自分が警察官で交番勤務してた頃の話です。
信じてもらえる話しでもないのでどうか軽い気持ちで見て頂ければ幸いです。
書き溜めてますが少し長いかもなので切りながら投下します。
 

 

244:
警察官になって2年ほどたった頃の夏、俺は事件や事故がない時は自分の受け持っている地域を交番のバイクでぐるぐる警らするのが日課だった。

知ってる人は知ってると思うけど警察官が回った場所には警らした証にパトロールカードっていうメッセージカードをポストなり玄関に置いて行く事がある。
まぁカードを書くのを面倒がって書かない先輩が殆どだったんだけどね。
ひたすら警らしていると、中にはお礼の手紙やわざわざ玄関を開けて労ってくれる人がいて、下っ端警官の辛い勤務の支えになってたと思う。

その中でもう結構な年のおばあさんが居てね。仮にAさんとします。
その人は所謂独居老人で俺も警らの時が昼間なら呼び鈴を鳴らして近況を聞いたり麦茶をご馳走になったりしてた。

続きます

 

245:
交番勤務だったから警らばかりが仕事じゃないので、忙しい日は全く警らに出られなかった。
特に暖かくなると昼間から酔っ払いが寝込んだり、夏休みの高校生がタバコ吸い出したりと一段と忙しくて、警ら好きの俺はモヤモヤしながら勤務をしてた。

ある日の勤務で交番に戻る時間が無い程忙しい日があって、物損事故の処理を終えた俺は急いで交番に戻って飯を食おうとバイクを走らせてた。

 

246:
ようやく交番に戻ってさあ弁当を食べようと思ったら、チリンチリンと来所を知らせる音がした。
俺はまた弁当食えないのか…とガッカリしながら急いで制帽を被って待機室から出ると、交番のカウンターにAさんがニコニコしながら立っていた。

Aさんは足が悪く普段生活品の買い物以外では出掛ける事はほとんどないと言っていたので、何か事件に巻き込まれたのでは?!っと内心凄く緊張したけどAさんは「少し散歩したくて近くまできたから」とニコニコしながら言うので、とりあえず事件じゃなくて安心した。

俺は最近忙しくて警らに出れていない事をAさんに詫びながら、少しだけAさんとお話してAさんを家まで送って行く事にした。
Aさんは足が悪いし車輪付きの手押しの椅子(すいません名前がわかりません)を押しながら歩いてきたので、帰りに事故にあったりひったくりにあったら大変だからと理由をつけてAさんを交番のパトカーに乗せて家まで送った。

結局その日は最後まで忙しくて交代がきても残務整理が終わらなかった。

もうすぐ終わります。

 

247:
忙しい勤務を終えた次の当番の日、俺は今日は事案が入る前に出来る限り管内を回っておこうと思い、勤務交代をしたら交番のバイクにまたがってさっさと警らに出かけた。

しばらく管内を回ってAさんの家に着き、ポストにカードを入れようとすると既に中にはカードが入っていた。
俺はあれ?誰か回って入れてくれてたのか?と思ってそのカードを確認したけど、そのカードの係員名は俺だった。
そして日付けは3、4当番は前の日付けだった。(交番は三交代制なので当番を終えると非番、休みになります。)

俺は凄く嫌な予感がして気分が悪くなりながら呼び鈴を押しまくったけど反応は無かった。

 

248:
最悪の事態が頭を支配して、俺は無線で状況を報告すると直ぐに本署からパトカーの応援が来てくれた。
俺は先輩達に状況を説明すると先輩は窓の写真を撮って安否確認の為突入すると言い出した。

警棒で窓の鍵辺りを割って中に入った。
俺も下っ端とはいえ警官だったからなんとなく想像はついていたけど、Aさんは亡くなっていた。
死亡状況は伏せるけど、事件性は無く検視の結果は心不全によるものとなった。

 

249:
そして俺は検視官から驚きの一言を聞いた

「死後1.2週間ぐらいかな」

瞬間物凄い汗が出てきて
いや前当番Aさんに会ってるよ…俺家まで送ったんだから…と1人混乱してた。
でも、俺が以前配ったパトロールカードが回収されてなかったし、やはりAさんは亡くなってたのか、と頭がこんがらがって訳が分からなくなった。 
先輩達にも俺が前当番Aさんを乗せて家まで送った事を話したが、笑われるだけで終いには刑事の先輩に現場混乱させるなと怒られ、お前はもういいから親戚に連絡つけられるかその辺探せと部屋からつまみ出された。

 

250:
俺は混乱した頭で連絡先が書いてある物が無いか探していると、タンスの中に分厚い茶封筒を見つけた。
それは俺が配ったパトロールカードの束だった。
俺が初めて配ったものから全部そっくりとってあったみたいだった。

俺は思い立ってポストの中の1枚と今日渡すはずだったカードを封筒に入れてタンスの中に戻した。

 

251:
纏まりのない締め方で申し訳ないが俺は確かにクソ忙しかったあの日、間違いなくAさんを家に送り届けたんだ。
だが刑事さんの話を聞くと俺は幽霊を乗せていた事になるw

未だにこの話を元同僚や後輩すると「また幽霊の話かよwww」って馬鹿にされるけど、俺は最後にAさんが会いにきてくれたと思うと少し怖い反面嬉しくもあるんだ。

以上お恥ずかしい文ではありますが私の不思議体験です。

 

252:
>>251
ありがとう
もう死んじゃってるから見つけて~
みたいなおどろおどろしい出方じゃなくて
純粋におまわりさんに会ってお空に行きたかったんだね

 

253:
こんな優しい警官にいるんだな
くそみたいな警官にしか会ったことないからさ
そのおばあちゃんも自分の息子とか孫みたいな感じで接してたんじゃないかな
あなたに見つけてもらいたかったんだと思う

 

254:
>>253
おじいちゃんだと思ってた

 

257:
>>254
確かに男女どっちか書いてないな
勝手にばあちゃんと思ってた

 

255:
良い話しだなあ
おばあさんは最後にあなたに会いたかったんだろうね

 

256:
いいお話でした、ありがとう
訪ねてきてくれるお巡りさんは心の支えだったんだろうね

手押しの椅子はシルバーカーとかシニアカー、古くさい言い方だと老人車とか歩行車とか手押し車だね

 

260:
パトロールカードを全部取っておいたおばあさん
本当に、この警察官さんのことが好きだったんだね・・・
大好きなあなたに、見つけてもらえてよかったね

 

261:
あなたの知らない世界の最後の方に流れるいい幽霊の話みたいな
悲しいけどハッピーエンドみたいな気分になった
おまわりさんいつもありがとう

 



コメント

  1. 1
    名無しのオカルター:

    警官なのに、情報漏らしてええんか?

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