あの鳥居は何?次々とおかしな事を引き起こしていて怖い…

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小さな頃、小川近くの鳥居を眺める事が日課だったという投稿主。
しかしある日、5歳年上の兄がそれを壊してしまう。
そのすぐ後兄は頭痛を訴えて───



これは小さいときの話なんですが、最近になって怖くなった話です。
私は両親が共働きで、祖母と叔母が一緒に住んでいました。
私は公園よりも少し離れた場所にある神社で遊ぶのが好きだったらしく、祖母か叔母に連れていってもらって、一日ずーっとそこで遊んでいました。
神社の近くには線路があって、小川の上に線路が通っているような場所があったんです。

そこの、なんというか、小さいトンネルになっている下に、これまた小さい鳥居のようなものがたっていました。
私はその鳥居が好きで、じーっと眺めるのが日課だったようです。
(正直私はうっすらとしか覚えてないのですが、叔母が覚えていたので、そうだったようです。)


(これは同じく、私は覚えていないのですが)
私が3歳のときです。
叔母と5歳年上の真ん中の兄が、一緒に遊んでくれていたのですが、
私がいつものように鳥居を眺めている時、兄が足を滑らせて小川に落ちてしまい、その拍子に鳥居を壊してしまったんです。
そのあと、神社の神主さんにこっぴどく叱られました。
そこまではよかったんです。
詳しい日数はわかりませんが、数日もしないうちに、兄は急に頭痛を訴え、病院に運ばれ、脳腫瘍と診断されました。
そして1年ほどの闘病生活の末、兄は亡くなりました。

私は亡くなった兄との記憶が、全くといっていいほどありません。
鳥居の記憶はうっすらとあるのに、兄との思い出は、抜け落ちてしまったかのようにないのです。
そして兄が亡くなった後、私は黒いモヤが見える、怖い、嫌だと、泣き出してしまい、家にいることができず、祖母の実家に預けられました。
そして祖母の従姉妹、祓い師のおばあさんから小さい龍の人形?と手首につける用の数珠を貰って、やっと家に帰ることができました。

これは鳥居の話を出したとき、叔母から聞かされた話で、偶然、兄が倒れる数日前だったことを、叔母が気づいただけの話です。
ですが、この鳥居、他にも色々と、おかしなことを引き起こしているんです。


今度は私が小学校3年生の時です。
私の住んでいる地域には年に1回、地域の人達で神社に集まって、お餅をついたり、屋台を出して交流するお祭りがあるんです。
(その神社は、さっきの話の神社とは別の神社です)
お昼から大人たちが準備している間、夏休みの途中だった私達は、神社のある裏山で遊んでいました。
近所に住む1つ上のお姉さんと、その妹さん、引越してきた同い年の男の子、私の4人で探検ごっこをしていたんです。
お姉さんはオカルトの話が大好きで、皆で何か怪しいものを探そう、と。
私は少し怖がりだったので、祓い師のおばあさんからもらった数珠をつけ。
(妹さんには「そんなことしたら近寄ってこないでしょ!」と怒られましたが)

そして神社のある方向とは、山を挟んで向こう側(向こう側というほど遠くもないかもしれません)に、私がかつて見たような、あの鳥居が、たっていたんです。
同じように小川が流れている、その中に。
その鳥居は、言ってしまえばボロく、近くの川岸には枯れた花が置いてありました。
オカルト好きの姉妹はキャーキャー喜び、男の子は不思議そうに眺めていました。
私は、直感で怖くなってしまい、逃げ出してしまいました。
なんというか、背後に何かがいるような、足元から首筋にかけて何かが這うような、そんな感じです。
そのときはただ少し不気味な体験をした、程度だったんです。

ですがその半年後です。
同じ小学校に通う男の子が亡くなりました。
1度同じクラスになったくらいで、そんなに仲がよいわけではなかったのですが、一緒に探検した男の子(以下K君とします)の仲がよい友達で、時々一緒に遊ぶ姿を見かけていました。
亡くなった子(以下M君とします)は、結構わんぱくな子で、好奇心が旺盛な子だったと思います。
死因は確か、脳のこと…だったかと。
急に頭痛を訴え、病院に運ばれたがそのまま…と、母達が話していた覚えがあります。

最近までM君の死と、その鳥居が繋がることはありませんでした。
ですが、後ほどお話しますが、ある出来事がきっかけで、裏山の鳥居を見に行ったとき、お花を供えていたら、近くに住んでいたおじいさんが、1度その鳥居を壊してしまった子供がいた、と話してくれたんです。
もしかしてと思って、K君にそれとなく聞いてみたところ、K君が鳥居のことを話してしまい、見に行ったとき、M君がその鳥居を面白半分で壊してしまった、と。


そして最後に、鳥居と様々な出来事が繋がったきっかけとなる話なのですが、これはごく最近のことです。
私は高校生で、地元の少し遠い場所にある高校に通っています。
結構山奥の学校なのですが、寮があるため、少し遠い場所からも生徒が通うような高校です。
そして同じクラスに、お寺の娘さんがいるのです。
県外から寮に入っているその子はいかにもお嬢様というような感じの子で、とても綺麗な子です。(以下Mちゃんとします)
私達は結構仲が良く、お互いに相談もするような仲です。

私は美化委員会に入っており、学期末に必ず、通学路清掃があります。
美化委員が通学路周辺を自由にゴミ掃除するだけなので、結構自由に動き回れます。
そして、二学期の終わり、12月の後半、私は1人で山のほうを掃除しており、小川が流れている場所があるのですが、そこを遡って進んでいました。
そして、遡って行った先に、少し開けた場所がありました。
でもそこは、とても異様な感じがするのです。
ところどころに石が小さく積み上げられたもの、そして、あの鳥居。
1つだけでなく、3つ。
赤いものが2つと黒いものが1つ。
黒いものには白い紙と鈴がついていました。
それを見た時、小学校の頃に感じたあの恐怖に似た寒気と、息苦しさを感じました。
そして黒いモヤが視界を覆うような感覚も。
私は無我夢中に走り、校門の前まで戻りました。
集合時間をすぎていたようで、先生と生徒が集まっていました。
私は顔が真っ青で体調が悪く、先生に保健室へ連れていかれました。
水を飲んでも収まらない異様な喉の乾きと吐き気に、しばらく襲われていました。(走ったのが原因だとは思いますが)

私はその話をMちゃんにしました。
お寺の娘ならば、なにかわかるのではないかと。
Mちゃんは自分でも見に行ってみると言っていました。(彼女は幽霊の類は信じないので笑われましたが)
この話をしたのが年末だったと思います。

そして冬休みが終わり、学校でMちゃんに会いました。
ですが、様子がおかしいのです。
ものすごく体調が悪そうで、目元が暗く、唇は乾き、顔が真っ青でフラフラでした。
その日は始業式のみだったので、ゆっくり休んでとだけ伝えて別れましたが、次の日。
変わらず体調が悪そうでした。
1時間目が体育だったので、さすがに保健室へ連れて行こうと思い、歩いていたのですが、途中で倒れてしまいました。
私の肩にもたれ掛かる彼女の息は苦しそうで、喉と頭を抑えていました。
すぐに保健室の先生を呼び、彼女は担架で運ばれて行きました。
彼女はその日早退し、病院へ行ったそうです。
次の日に、脱水症状だと診断されたと言っていましたが、その声はカラカラで、相変わらず体調は優れないようでした。

私は何かおかしいと思い、週明け、貰った数珠をつけて学校にいきました。
そしてMちゃんに会うと、彼女の目元からおでこ、前髪のあたりでしょうか、黒いモヤがかかっているように見えるのです。
最初はクマかと思いましたが、頭のほうまでかかっているので違うようです。
私は咄嗟に彼女のブレザーのポケットに数珠をいれて、もう一度保健室へ連れていきました。
そのときは、前よりしっかり歩いていたと思います。
その後彼女は帰省し、入院したと、先生から聞かされました。
そして彼女の実家から私の数珠が送られてきたのですが、軽くヒビが入ってしまっていました。
彼女は今は元気に登校していますが、結局体調不良の原因はわからなかったようで、詳しい話も聞けていません。

この出来事がきっかけで、鳥居のことを不思議に思い、家族に話したところ、兄の話が出てきました。
そしてあの鳥居を見に行ったときに、亡くなった同級生の話を。


あの鳥居はなんなのでしょうか。
不思議ですし、怖いです。



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