会社で起こった怖い話を語る!Part4“自称小説家おじさん”

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126:
飲み会から帰ってきた~
メンツは会社の社員連中だったんだけど、そこで面白い話を聞いたから書いてみる

俺がバイトから社員になって間もない頃の話だから
相当前の話になる

ある日、1人の男の人がうちの会社に面接を受けにやってきた
当時面接を担当していた先輩(今まで何度か登場してる人とは別人)が面接を終えて戻ってきた
手には履歴書と別の紙の束の様な物を持っていた

 

127:
仕事中だったこともあり、その紙の束が何か尋ねる事なく作業を続けた
そして仕事が終わり変える支度をしていた俺に先ほどの先輩が声を掛けてきた
「これ一応みておいてくれる?」
てっきり仕事に関するものだと思って受け取ったのは履歴書と謎の紙の束だった
説明しておくとうちの会社はどんな人が面接を受けたか社員は履歴書に目を通す事になっている

 

128:
正直、履歴書の事はほとんど覚えていない
おじさんだという意外は特にインパクトはなかったから

ただ、履歴書と一緒に渡された紙の束はかなりの破壊力があった
その紙の束はおじさんが書いた小説で、自己アピールの為に持参してきたらしい
面接をした先輩の話によるとそのおじさんは仕事内容や会社について全く質問することなく、ずっと自分が書いた小説の話をしていたんだとか

 

129:
俺は先輩にこのおじさんを採用するのか聞いてみた
すると先輩は「ないない、不採用」と言った

うちの会社はバイトの採用・不採用は面接をした人間が決める事が出来る
採用の場合はその場で告げるが、不採用の場合は
「採用の場合は一週間以内に連絡します、もし連絡が無い時は不採用ということでお願いします」
というのがお決まりのセリフになっている

おじさんは残念ながら不採用となってしまった

 

130:
ここまでは俺が知ってる話でここからが今日の飲み会で聞いた話になる

自称小説家のおじさんが面接を受けてから8日後、突然会社の電話がなった
事務員さんが電話をとったんだけど、すぐに先輩に代わってほしいと言ってきた
先輩が代わると電話の相手は物凄い勢いで言葉にならない言葉をまくし立てた
声を聞いた先輩は直ぐに自称小説家のおじさんだと気づいた

 

132:
なんで自称小説家から電話がかかってきたかというと
面接時に渡した小説を返せという事だった
不採用が決定していたのでおじさんの履歴書は既に処分済み
なので、住所を教えてくれたら郵送すると伝えると面接があるから今すぐ必要だ!郵送では間に合わない!とおじさんはかなりご立腹の様子
最初は家まで持って来いと言われたんだけど、先輩がそれは無理だと伝えるとおじさんが取りに来るという事で決着が着いた

 

133:
作文能力か関係ある業種です?

 

137:
>>133
まーったく関係ないですな
だから何故小説を書いてる事が自己アピールになると思ったのか不思議

 

134:
ヤバイ奴を面接したなーと軽く後悔していた先輩はおじさんが来たらすぐに渡せる様に小説を持って待機していた

おじさんから電話があって1時間くらい経った時、入り口のドアがバーンと凄い音をたてて開いた
慌てて先輩が入り口に向かうとおじさんが鬼の形相で立っていた
別にこっちは悪くないが謝りながら小説を渡すとおじさんはそのまま仕事場のドアを開けて入っていった

 

135:
仕事場に入ったおじさんは
「あー本当に時間の無駄だったわ、こんなクソみたいな会社の面接なんて受けるんじゃなかった!」
と大声で悪態ついて出ていった
もちろんその場に居た人間は呆然
先輩曰く完全に時が止まってたらしいw

その後、おじさんが会社に来ることは無かったけど面接時に履歴書と職務経歴書以外の物は受け取らなくなった

 

136:
俺は休みだったからおじさんの乱入には遭遇しなかったけど見てみたかったなw
ちなみにこの一件で社長から面接をした先輩はこっ酷く怒られましたとさ

おしまい

 

138:
自己アピールの方向を勘違いしちゃった系ですかね

 

139:
>>138
たぶんね

 



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