一円も払ってないのに…駅の側にあった奇妙な遊園地

不思議 0件
179:
もう30年以上前の出来事です。
当時小学5年生くらいだった私は、同級生の男の子と休日に買い物に行く約束をしました。
普段電車に乗る機会がほとんどなかったので、同級生に連れて行ってもらう感じで、最寄り駅から七駅先の駅で降りました。

その駅はそこそこ拓けていて、デパートのようなものがあるので、大抵の人がその駅まででて買い物をするようなところです。
ですが、同級生も駅の構内をあまり覚えていなかったようで、南口に出る筈のところを北口に出てしまいました。
私は普段は車でしか行ったことがなく、道は全くわからないので、同級生の後にただ着いていくだけでした。

駅の周囲は大きなビルが乱立していて、不安からキョロキョロと周囲を眺めていると、同級生が急に立ち止まりました。
「あれ、面白そうじゃねえ?」
言われた先に、遊園地のようなものがありました。

続きます。

 

180:
その遊園地みたいなものは、小さな観覧車や乗り物があって、ピエロや小動物がいました。
まるでおもちゃみたいなその遊園地に、買い物も忘れて私たちは夢中になりました。
乗り物に乗ったり、ピエロが渡してくれた小さな手のひらに乗るサイズの猿、本当に楽しかったです。

でもふと気付くと、お金も一円も払っていない、しかも勝手に遊んでいる…その状況に、両親に怒られるのではという不安が大きくなってきました。
私は同級生に買い物のことを思い出させて、ピエロに別れを告げて元来た道を戻りました。

結局すっかり遅くなってしまいその日は買い物もせずに帰宅しましたが、電車のなかでは二人で興奮しながら遊園地の話をしていました。

家に帰ってから、年の離れた姉にだけ、こっそりその事を話しました。
でも姉は首を捻るばかりでした。
姉がいうには、そんなものはその駅にない、ということでした。
私は絶対にある!姉は絶対にない!と互いに譲らず、次の休日もう一度その場所に行くことにしました。
続きます。

 

182:
そして休日、ご想像どおり、そんなものはありませんでした。
多分ここに…という場所は見つけましたが、工事中でとても大きな区画で囲いがしてあり、それもずいぶん前から工事中とのことでした。
姉には賭けに負けて(なかったら五百円払う)バカにされて散々でした。
でも同級生はちゃんと覚えていたし、私も覚えているので凄く納得いかない記憶でもあります。

ただその後の知識で、あの小さな猿がピグミーマーモセットという非常に珍しい猿だったことや、大人になってから見た洋画の移動遊園地を見て、これっぽかった、というのはわかりました。
でもそこでそういう催しをしていた事実もないので、結局あれはなんだったんだろう…となってしまうんですが。

不思議と怖くはなく、ただ懐かしいような楽しい記憶として残っています。

 

184:
>>182
懐かしい気持ちになった
そういうことあるよねえ

 

186:
>>184
子供だけの特権なんですかね?
なんとも不思議ですが、楽しかった記憶として残っているのでよかったです。
恐い場所とかじゃなくてよかった!

 

183:
面白かった
小学5年生くらいになると自我もしっかりしてるだろうし
幼すぎて何かと記憶を混同してしまってる可能性も低そう
興味深い話だ

 

185:
>>183
大人になって振り返ってみると、おかしいことばかりなんですよね。
ビルに囲まれた場所にポッカリ広場みたいな感じで存在して、賑やかな音楽がかかってて、ロバとかうさぎとか猿とかがいて。
一緒に行った同級生とは数年前にSNSで繋がり、当時のことを話したんですが、やっぱりはっきり記憶していて、でも大人としてはあんなのありえないし…不思議だね、で終わります。
同級生も私も、その遊園地に受けた印象が今思えば昔の海外っぽいで統一されているので、そこも不思議です。
また行ってみたいような気もします。

 

187:
不思議の国のアリスみたいだな
ピエロがジョニデで脳内再生された

 



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