入ってはいけない夜の金比羅山

恐怖 1件

田舎でお盆を過ごした時の話。
夜肝試しをしようと、子供たちだけで金比羅山へ登ることに。
私は、老人たちから山に纏わる怖い話や伝承を散々聞かされていたため
気が進まないながらも、心配で付いてくことに───



12、3年前位の話です

私の地元はめっちゃド田舎でお盆になると親戚が集まってくる
たぶんうちの地元だけなんだろうけど、お墓で花火する〈特定できるかも知らん振りしといて〉

けど暗くなる前にお墓からは撤収するから
毎年半分をお墓でして、もう半分を家の近くで近所の子供たちで集まってやってた
今じゃ信じられない状況だろうけど近所で花火をするとき大人がついてきたことはほぼない
たぶん私の妹が小1の頃がついてきていた最後だったかな?
その後はちょっと年の離れた近所の子が参加するまで大人は来なかったし、
その子の親もお盆の初日にきただけで
後は子供たちの中でも年長の子にお任せって感じだった

狭い町内の子供の7割と帰省している親戚の子供も入れて毎年10人以上いた
けど、私たちの年代が一番下って言うのかな?
ちょっと年の離れた子がまあ一番年下で、私が地元にいたときはほぼ人が抜けていって寂しかった記憶がある


で、その不思議体験をしたのは
ちょっと記憶が曖昧だけど高校生になったとき
一番年下の子が小6くらいのときだったかな
その時の年長者は一つ上の従姉妹〈近所に住んでいたので幼馴染でもある〉
ただ結構適当な性格のため両親や伯父さん〈従姉妹の親〉にしっかり手綱を握っとけと言われていた

その年は他県の親戚もほぼ集まっていて2,3年ぶりに人数の多い花火でみんな楽しんでた
そんなときに従姉妹が「ね、肝試ししよう!”こんぴらさん”に登ろう」と言い出した
そのときは確か15人くらいはいたけど、ノリノリで行くという子もいれば、怖がる子もいる
でも一番年上の子がいうとなんとなく反論しづらいから雰囲気は悪い
問題を起こせば子供たちだけで夜に遊べる年に三日の楽しみがなくなってしまう
一応止めてみたのだが、勿論とまるはずもなく
じゃあ私たちだけでいくなんて言い出す

わかる人もいると思うけどこういうときに乗る人って
ストッパーのゆるいって言うか自重できない人が多いと思う
案の定そういうグループになっていた

勘弁してくれと思い、同じ年の幼馴染に「ここに残って 私あれについていくから」
幼馴染は怖がりで且つ従姉妹に強く言えないから消去法だった
〈ただ姉が昔この夜遊びのときは何してもいいけど
時間になったらちゃんと帰ることが条件と聞いていたので時間までには帰るって気持ちだった〉

万が一に備え幼馴染にケータイ見ててねって伝えて私も行くって言うと
その子達はやっぱり行きたかったんじゃんって笑っていってた
正直イラッってした

それに正直こんぴらさんには夜に行きたくなかった
(こんぴらさんが正式な名称かは知らない
中学校がそのこんぴらさんを挟んだ反対側に建ってたけど
校歌に”金比羅山の~”って歌詞があったから少なくともあの周辺ではその名称で通ってた)
近所のじじばばにされた怖い話や伝承は半分がそのこんぴらさん、
半分は目の前の海のことだったから
怖いのがだめとかではなく入ってはいけない時間帯に入るというのがいやだった
(その数年前、今で見ると15,6年前に
道路の整備と、遊歩道の整備がされているから登るのだけは簡単だ
小学生くらいの子でも30分かからないと思う

肝試し組みは残る子達に怖がり~wwって言ってたけど
実際に麓、遊歩道の入り口に行くと、夜間に登ることなんてないから街頭なんてないし
従姉妹が自分の家から持ってきた懐中電灯の明かりだけだと結構暗かったからビビッてる子が出てきた
呆れてしまい「どうする?登る?帰る?」って聞いた
でも散々馬鹿にしてきたから素直に帰るって言えなかったみたいで私を除いて全員登りだした
たぶん最後尾になるのが怖かったんじゃないかな?従姉妹が踏み出したらみんなどんどん進んで行ったし
しょうがないので私も後ろをついていく、前を行く子達は怖いのか普段からは考えられないくらい早足だった

特に何もなく15分くらいで頂上へ、
従姉妹が懐中電灯をぐるぐる回すと
幼馴染からほんとに登ったんだって呆れたようなメールが来た

さぁ、登ったしそろそろ帰ろうかねって思ったときに
何を思ったのか写真撮ろうって言い出したあほがいた
えぇぇぇって思ったよ変なの写ったら嫌だし
証拠写真は必要とか言い出すやつら
もうみんな登ったこと知ってるよって言っても一切引かない
好きにとれば?って言ったらケータイ置いてきたという二人と電源の切れたケータイを渡す従姉妹
このまま問答していても帰ることが出来ないと思い私のケータイで撮ることになった

「?なにこれ」思わず口に出た
ガラケー持ってるor持ってた人は知ってると思うけど
写メって撮った画像が出て保存するを押さないと保存できないし、次の写メを撮ることができない
所謂待機画面って言うのかな?
その画面の上半分にエフェクトみたいな緑色の点々が不規則に散らばってる
最初はえ?ケータイ壊れた?と思い
一度その画像を破棄してホーム画面に戻ったり
いろんな画面にして見間違い?と思い
間違えて消しちゃったからもう一回って言って撮った・・・
また変な画面破棄しようとしたんだけど
焦っていたのか保存を押してしまった上に
従姉妹に見せてーってケータイを覗き込まれた

恐々とその写真を開くと普通の写真になってた
あの変な緑の点々がない

ぞっとした

従姉妹が私が写ってないから撮ってあげるって
そのままケータイを取り写真を撮られる
見てーってまだ保存してない画面を見せられる
・・・普通の画像だ
呆然としていると従姉妹は、海も撮っていーい?といいながら写真を撮った
その瞬間「え?何これ・・」
小さい声だったからほかの同行者には聞こえなかったみたいだった
とっさに近くに行きケータイを取り返し「帰るよ」って言った
全員暗いところに長々といたい訳ではないのでさっさと下りることにしたけど
全然降りれている気がしない
怖気というか寒気もした、全員気がついている筈なのに声に出さない
現実に起こっているって認めたくなくてケータイを握り締めた瞬間

~♪

ケータイがなった
とっさに見ると妹のアドレス
すぐに出たら
「お姉ちゃんそろそろ帰ってこないとお母さんたちにばれちゃうよ~」
って言われた

帰れるんだったら帰りたいわ!って思って前を見たら麓に立ってた
その直前まで下り道を下っていたはずなのに、思わず全員顔を見合わせた瞬間
ダッシュで花火をしているところに戻った
時間を見たら出発して一時間がたっていた
確かに一時間たって戻らなかったら電話して
引きずってでも戻ってくるからって伝えてた
その後は特に何もなく時間通りに解散

ただ後日談っぽいことがある
私は商業高校だったから検定対策で夏休み中の試験対策みたいなのがあったんだけど
お盆明けに参加したら友人が私の顔を見た後に、何かやった?ってわざわざ人気のないところまで引っ張って行って聞いてきた
最初は意味がわからなくって何?何の話?って聞き返してしまった
言いづらそうにしていたけど、言葉を濁しながら不思議なこととかって言われて急に写メのことを思い出した
なぜ忘れていたのかわからない
急に怖くなり社メを友人に見せた
友人は眉を顰めながら消したほうがいいと思うって言い出す
正直保存をするとあのエフェクトみたいなのは消えるし
見せられたのがほぼ黒い画像にも関わらず一瞥してその一言

さっさと画像を消すと友人は私をチラッと見て笑ってうん、もう大丈夫って言った

友人は口外しない系の自称霊感ありだった、正直あれがなければ信じなかったと思う
私はそれ以降ちょくちょく不思議なことに合うけど、
その友人曰く
たぶん気づいてなかっただけで今までもあったと思うよ
って言われたことが何よりも怖かった記憶

長々とごめん
誰にも話せなくて〈自称霊感ありの友人は聞いてくれない〉もやもやしてた
話せてすっきりした
ありがとう



コメント

  1. 1
    名無しのオカルター:

    文書が下手で何言っとるかさっぱりわからん。もう少し主語とかを考えながら文を作ってくれ。

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