山に転がってた丸石を持ち帰った結果…

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949:
大した話じゃ無いんだけど

小学生の頃、家からチャリで30分くらいのとこに山があって
そこでいつも2人の友達と遊んでた
他に人が来る事もなかったんで、俺たちだけの遊び場だった
あんまり上には登ったことは無かったけど

ある時、友達の1人が一緒に遊べない日があった
俺ともう1人はいつもと違うことをしようってんで普段の遊び場よりもっと上に登ってみることにしたんだ
それなりに整備された道からそれほど離れないように登っていくと
少し木が減って、ゴツゴツした岩が覗いてる斜面があった
そこには岩に紛れて両手サイズのツルツルした丸い石がそこら中に転がってた
俺たち2人はその丸い石を遠くに投げて遊んだ。すげー楽しかった
その内飽きて山をおりる時に
その丸い石を俺と友達で1つずつ持って帰ろうとしたんだ

ふもとまで下りてさあ帰ろうという時に、同級生のYがやって来た
誰も来ない場所と思ってたんで驚いたが
結構仲の良い奴だったんで、俺たちは笑顔で声をかけた
だけどYは俺たちが自転車のかごに入れてた石を見るなり物凄い怖い顔で「それ山に戻して来い」って怒りだした
Yは普段大人っぽくて落ち着いた奴で激しい感情を見せる事なんて無かったんで俺たちは非常に驚いた
理由はわからなかったがYが言うならと言う事で(それくらい信頼されてる奴だった) 俺たちは石を戻して来る事にした

走って山を登って岩場についたんだが、せっかくの石を持って帰れないのがなんだか悔しくなって
斜面の岩に思い切り石を投げつけた。友達も同じようにしてた
石は鈍い音をたてて砕けた
少しだけスッキリした俺たちはふもとのYのところまで戻り、一緒に家路についた
Yはずっと怖い顔をしてた
俺と友人はなんだか気まずくなってしまって、その後山には行かなくなった
その時いなかったもう1人の友人はずっと行きたがってたけど

 

950:
そんで月日は流れてついこの間
中学の同窓会があってそこでYと話す機会があった(俺とYは同中に進学、他2人は別の中学)
そこでふと思い出して山での事を聞いて見たんだよ
そしたらYは渋い顔をして「あったあった。お前ら笑顔であんなことするから怖かった」とか言った
あんなことってなんだ?ただ丸い石拾ってきただけだろ?とYに言うと、しばらくびっくりした顔をした後ケラケラ笑い出した
「なんだ、石拾ったつもりだったのか。アレ、小さいお地蔵さんの頭だったぞ。チャリのかご一杯に入れてたから、てっきりお前らが壊して持ってきたんだと思って滅茶苦茶怖かったわ」
あの時のYは怒ってたんじゃなくてビビってたんだそうだ

たまたま顔を合わせなかったからお互い気づいてなかったんだが
山のふもとはYの夕方の散歩ルートで俺たちの遊び場のすぐ近くだった

普段人も見かけない散歩道に
自転車のかご一杯に地蔵の頭を詰め込んで
笑顔で話しかけて来るクラスメイトがいる
そんなのビビるに決まってる

「お地蔵さんの顔もさ、普通は笑顔だったり目を閉じて優しい顔だったりするじゃん?お前らが拾ってたやつ、半分目を開けてこっちを睨んでるみたいな顔でさ、ホント怖かったわ」
そんな話をしていた所でその日の同窓会はお開きになった
俺たちは石を1つずつしか拾っていなくて、かご一杯になんて入れてないって事とか
何度思い返しても、石はツルツルで地蔵の顔なんて無かったように思うって事とか
Yには言わなかった

それだけ。長くなってスマン

 

951:
いやこえーよ

 

952:
昔っから山の石は持ち帰るとヤバイって言われてるからね

 

953:
河原の石もヤバいって言うよな

 

954:
石は怖いな
持ち帰ろうとしてる時点で魅いられてるんだろうな

 

976:
それは石に何やら悪い霊がついていたんじゃねーか?
Y君には丸い石だったんでお地蔵さんの頭に見えたということじゃね。

石は一つだったけど、霊は複数いて、沢山あるように見えたとか・・・。
石を割っちまったんで、呪物としての効力が低下したかもな。

・・・と、当たり前のようなことを書いてみる。

 

957:
夕方に散歩する小学生www

 

958:
チャリで30分かかる場所を小学校の同級生が散歩ルートにしてるとかマジでパネェっす
石を見るなり山から持って来たものだって理解するエスパー同級生マジでヤベェっす

 

969:
蛇足だと思うけど少しだけ
>>957
小学生なんだから朝昼は学校だよ
>>958
チャリで30分は俺の家から。Yの家がどこかは知らない
散歩するくらいだから山に近い所なのは間違いないけど
石に関しては、山から抱えておりてきたのに別の所から持ってきたと思う方が変だろと言っとく

あとなんだかすげー田舎の農村を想像されてるっぽいけど、イオンは無いがスーパー・コンビニはあるくらいの普通の町だ
山の近くにもちゃんとアパートとか建ってたんだぞ

創作認定覚悟で書いたつもりだったが、やっぱ認定されたっぽいコメ見るとクる物があるな
これくらいでROMに戻るよ

 

970:
>>969
自分は面白く読んだよ。

お地蔵さんと子どもと言えば、
「村の子どもたちがお地蔵さんに縄をつけて、雪の中引き回して遊んでいた。それをみた大人が叱りつけたら、その大人の夢枕に怒りの形相のお地蔵さんが現れた。『せっかく子ども達と遊んでたのに、邪魔するな』と言った」って昔話のテンプレみたいなやつがある。

もしかしたらお地蔵さんは、一緒に遊びたかった?
…でも同じく子どもだったY君の反応からすると、やっぱ悪い方にひっぱられそうだったのかねぇ。

 

971:
>>970
似たような話はどこにでもあるのかな

豊橋の民話 しょうべん地蔵 東三河を歩こう
http://www.net-plaza.org/KANKO/toyohashi/taiboku/choraku-hinoki/densetsu.html

 

972:
>>971
恐らく全国に散らばってるとおもう。
お地蔵さんは子どもの味方だものね。

 

960:
乙、いい話だった

 



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