のたれ死んだおっさんに取り憑かれた話

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生気のない顔色の知り合いAさん。
どうやら何かに取り憑かれているようであったため、
霊媒師のMさんにお祓いをしてもらうことに。
その方法がまさかのもので───!?



まず、自分のスペック書きます

20代前半女
見た目は可もなく不可もなく
OL(前職病院の受付)
小五の時に生き霊を見てから霊感開眼
父母弟妹もしっかり強めの霊感持ち
基本家族が連れて帰ってきた霊が自分に憑依して
泣き喚いたり奇行に走ったりしてしまうから
肌身離さず念珠を持ち歩いてる
霊媒師のおばさんが近所に住んでたから
霊感つきたての未熟な時はお祓いを週一ペースでしてもらってた

長文すんません

中学2年生の夏休みに父親の同級生の女性Aさんが遊びに来たんだけど、
もう明らかにAさんが来てから家の空気が夏なのに気持ちの悪い冷たさになって
Aさんの顔色は生きた人ではない感じだった。
Aさんも「最近いいことなくて取り憑かれてるのかなw」
って笑ってたけど実際笑える空気じゃないくらいやばい空気で
ほんと絵に描いたような苦笑いをかましたw

あたしら家族霊感強いだけでお祓いできないから
やーどーしましょwって困ってたら
救世主 霊媒師のおばさん(以下Mさん)がキュウリを抱えて家に駆け込んで来たww
Mさん「あんたらまた何エグいの家入れてんのさ!!」
私「や、多分AさんになんかついてるんすよねwMさんついでにいつものお祓いをお願いしますww」
Aさん「え!?あたしほんとに取り憑かれてるの!?やめてよ泣」
Aさん半泣きMさん激おこあたしら家族ニヤニヤww

この時まだこのあと自分にそいつが憑依することを予想してなかったんで
他人事のようにニヤニヤしてました

その場ですぐMさんがAさんのお祓いを始めたら
あたしの左半身だけ鳥肌が凄く出てきて
とっさにヤバイ!って叫んだ。
そしたら真顔で
Mさん「あんたの体に今から入れるから!」
私「えぇ!?待って!やだ!泣」

この時あたしの家族はまだニヤニヤしてましたw
Aさんは黙って目を閉じてましたが
少しずつ顔色に正気が戻ってきてました。
顔色が良くなってるのを見てると
だんだん私の様子も変になってきました

少しずつ憑依が始まってました
泣きたくないのに涙が流れて過呼吸気味になり
体の震えが止まらなくなってきて
自分の意識もどんどんなくなってきました
意識が遠のく中で脳裏に浮かんできた人…
肌着姿のかなり見すぼらしい中年の髭面おっさん
そいつがAさんについてた地縛霊でした

こっからは私の記憶は一切なく
Mさんから聞いた話になります。

あたしに完全に取り憑いたおっさん
目つきも声も態度も全てあたしじゃなかったそうです
以下私のことをおっさん表記します

 

Mさん「なんでAに取り憑いた?」
おっさん「あぁぁぁぁ(唸り声)…話さない…」
Mさん「話さないとあんたを行くべきところに導けない。話しなさい」
おっさん「ううううう…(唸 いやだぁぁぁぁぁ!!!」
ただひたすら唸って叫んで
Mさんの会話を聞こうとしないおっさん

この時家族は私の豹変を見て
ガチモンだこれって部屋の角で正座で震えてたそうですw

Mさん「この子の体を借りて思ってることを全て言いなさい」
おっさん「ぅうぅぁ…やだ…死にたくない…うぁぁあぁ…」
Mさん「うんうん。でもあんたね、もう肉体はないから行くべきとこに行かなければならないの。この子の体もこれ以上使うとこの子がダメになるからね。今道を作って連れて行ってあげるからね…」
Mさんがそう言うとおっさんは
子供のように5分くらい泣きじゃくったそうです。
…や、体は中学生だった私なんですけどねww

Mさん「存分に泣けたかい?そろそろいくよ」
Mさんがそう言うと
おっさんはシクシク泣きながらうなづいて
抵抗もせずすんなりと行くべきとこに行ったそうです。

私の記憶はお祓い終了直後に戻り、
背筋がすぅーーっと指でなぞられるような感覚、
まるで魂が背筋を通って抜けてくような感覚とともに戻った感じです。
なんども経験してるんですがこれしか例え方わからなくてwww

まー、除霊が終わった後の現場の空気は凄いもので
Mさんは汗だくだし
Aさんと私の家族は部屋の隅っこでガタガタ震えてこっち見てて
私の顔は涙鼻水ヨダレでぐっちゃぐちゃで
髪の毛も発狂したせいかボッサボサwww

意識がなくなる時に見たおっさんの容姿をMさんに口頭で確認したら見事にビンゴ。
金がなく家もなく家族もいない
のたれ死んで魂だけ残ってしまった
可哀想なおっさんでした。

Mさん曰く、
私の体は憑依しやすく除霊しやすいそうですww
20過ぎた今でも前より回数は減りましたが
たまに私の体に憑依させて除霊してますww

初めてなんで文下手ですが
のたれ死んだおっさんの話は以上です。



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