犬鳴峠で心霊体験「手に握っていたお札は黒く焼け焦げて…」

恐怖 1件
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最強の心霊スポットと名高い犬鳴峠。
久々に会う調子者の友人と共に、その場所へ向かうことに。
途中、霧が濃くなったため車から降り、歩き始めた。
しばらくして、霧が晴れたと同時に目の前に現れたのは、原っぱ。
そこで、謎のバスタブを見つけて―――。


書いてくで

去年のゴールデンウィークに男友達A,B,Cと俺の4人で福岡に旅行に行ったときのこと。
俺は下戸やからレンタカーで3人乗せて、居酒屋に向かった。

そいつらとは中高一緒でずっと仲良くやってて、久しぶりということもあり、話もかなり弾んだ。
一番調子者のCがこんなこと言いだした。
「イヌナキトウゲ、こっから近いやん。車あるし行こうや。」

分かる奴も多いと思うが、福岡屈指の神霊スポット。俺ら他県民も名前だけは知ってた。
地元民の友達からはネームバリューが先行してるだけで、実際はトンネルが塞がれてたりで大したことないと聞かされていた。
ここから30分くらいだと分かり、酒の勢いもあって場がまとまった。
俺は正直怖かったし正直乗り気やなかったが、酒の入った3人を抑えれず車を出すことになった。

そろそろ着くかというところで霧が半端なくて一度車を停めた。
俺はこの時点で引返す気まんまんだったが、3人が「車停めて歩いて行こうや」と言い出し外に出てしまったので、渋々付いて行った。
iPhoneのライトで照らしてやっと前が見える程度だったのを覚えてる。5分くらい歩いてたら、霧が晴れて原っぱみたいな場所に開けた。
霧が晴れると意外と怖くなくて安心したのを覚えてる。

しばらく進むと、一番酔っていたCがいきなり「バスタブ見つけたぞー!!!」と叫んでいた。
俺は「バスタブ?」と思いながら歩いていると、Cがバスタブのなかの紙切れみたいなのを剥がして、はしゃいでいた。
「キタねー」と4人で少し笑った。
その頃には恐怖みたいなのは4人とも消えていた。
10分ほど散策したが、特に何も起こらなかったので帰ることになり、俺が車をこの辺まで持ってくることになった。

車を乗り付けて3人を呼んだ。返事がない。
俺は車を降りて3人を探すと、すぐに談笑している3人が見えた。歩いて近づくとCの声が聞こえた。
「ねぇ今日一緒の部屋で寝ようよ~」
AとBに言い寄っていた。
俺はなんだこいつ、酔っ払いすぎだろと思ってCの腕を掴んだ。

Cが振り向く。全く知らない男の顔だった。

AとBが俺に目配せする。Cが俺に言う。
「ねぇ今日一緒の部屋で寝ようよ~」
やばいと思った。返事したらまずいと本能的に悟った。
「ねぇねぇねぇ~ダメ~?」
A,Bにアイコンタクトしてと無言で車の方にゆっくり歩いた。
Cも付いて来た。ずっと腕を離さない。その手に掴んでいた紙を見て愕然とした。お札だった。体から汗が吹き出たのを覚えてる。
何とか車までたどり着けたが、Cはそのまま知らない男の顔だった。

とりあえず3人を乗せて車を発進させた。Cはずっと同じ文言をしゃべっていた。
なんとか国道に出たところでCの状態が一変した。
「あばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば」
叫びながら手と足をガタガタ震わせ始めた。
AとBが何とか足と手を抑えて、チェックインしていたホテルに向かった。30分ほどずっとそのままだった。

ホテルに着いたのが午前3時くらいだったと思う。
ただ叫ぶCをホテルに入れるわけにもいかず、朝まで泣きそうになりながら車の中にいた。悪夢だった。

1時間もするとCが叫ぶのも止め、顔も元に戻っていた。手に握っていたお札は黒く焼け焦げていたのを覚えてる。
とりあえずその日はホテルでCを寝かしつけ見張ることにしたが、何事もなくCはその日の夜起きた。
何も覚えていないらしく、バスタブまでは覚えているとのこと。
その次の日に地元民の友達にお祓いを紹介してもらい、話を聞いてもらった。
話している間、地元民の友達が怪訝そうな顔をするので何かおかしいところがあるか尋ねた。
「いやそんな原っぱみたいなん、ないっちゃんね。あそこ細い道路やから開けた原っぱみたいなのないやろけさ。」

「あと俺が思うに、それバスタブやなくて棺桶やない?」

これで終わりやがこれガチなんや。
Cはその後とくに何もないみたいで安心したが本当に怖かったで。



コメント

  1. 1
    名無しのオカルター:

    ホモの霊か?

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